神の概念

神の概念の話です。



神の文字を分解しますと、示すと申すとなります。

示すは、その言葉の通りですが、あるものを現すこととなります。
申すですが、その文字を分解してみますと、日に縦の棒=lの形が組み合わされています。

日は太陽
縦の棒は、光を貫くものと解釈出来ます。

太陽に上から流れているのは、銀河系の中心から流れている光の線。
太陽を貫通し下に突き出ている線は、地球に向かって発している光の線、と考えられます。

その状態を示しているのが、神という文字に秘められていると思います。
そうしますと、「神」とは、宇宙全体の仕組みであり、そこで流れているエネルギーそのものであると、解釈出来るのではないでしょうか。

通常、人格の高い人、通常では成し遂げられないような業績を作った人、またその技術を持った人、
特殊な力を持っている人は、尊敬の意味を込めて、何々の神、と言ったりします。

例えば、学問の神様は菅原道真
経営の神様は、松下幸之助
プロレスの神様は、カールゴッチなど

その世界や業界でも抜きん出た人は、その様な「神」という称号を与えられたりします。

しかし、それらは法則での存在ではなく、あくまでも、「上」=「かみ」としての存在であると言うことです。
お役人さんや、その上の立場の人は、「お上」と言われたりもします。
家でも、奥さんの立場が強くなるから、「おかみさん」です。

それらは、身分や立場、能力、人格が上にあるという事で、尊敬や畏敬の念を込めて「かみ」と言うものなのだと思います。

しかし法則での神は、その様な人間的思考や、感情の入る余地のない、絶対的な存在であるといえると思います。
その絶対的な法則的な存在があることを知り、そしてその法則に従った生き方と、法則の活用方法のなかに、人間の生きる幸せな道があるのだと思います。