究極の避雷器(SPD)①

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避雷器の歴史

電灯の実用化・商用配電事業は19世紀、米国トーマス・A・エジソンのゼネラルエレクトリック社に始まります。

「神の仕業」とされてきた雷被害は、商用配電事業の開始とともに、本格的に科学的研究の対象となり、直ちに避雷器が作られました。

しかしすぐに問題になったのは、雷電流を処理した後の避雷器からの出火でした。

雷被害を避けるためのものであるはずの避雷器が、かえって建物火災の原因になる。

大体、自分たちの始めた配電事業が諸悪の根源。

「雷でも燃えない避雷器はできないものか?」