林先生の情報論をふまえて

今回は少し長文です。気になったことなので掲載いたします。


先日、労働局へ助成金の件で質問のため伺ったときのこと・・・

その助成金についてパンフレットやネットの内容を事前に確認し、
さらに不明な点を担当の方に数点質問してみました。


すると・・・


東京のとある一流社労士先生の事務所がアップしている
HPでの解説内容と、局担当の方の回答内容で
異なる点があったのです。
しかも意外と大事な支給対象となる要件について・・・


東京と地方で要件が異なるなんてことがあるのかと
不思議に思いはしましたが、
それにしてもそのHP解説内容を鵜呑みにして、
なにも疑問に思わず、そのままの情報をお客様に説明・提案、、、
なんてことがあったら、後々大きな損失につながりかねません。

念のため確認したことが結果として依頼主のプラスにつながり、
ホッとしました。


ネット普及以来、いろんな情報が巷に氾濫しています。

私が尊敬する東進ハイスクールの林修講師は
ご自身のTV番組で「情報」について以前このようにおっしゃっていました。

情報には3段階ある。
収集-分析-活用

昔は「収集」勝負だった。どれだけ足を使って集められるか。

だがこれだけ情報が溢れた現代では、むしろ「分析」に至る前に
「遮断」という手段が大事だと。

さらに、今の若者は何でもネットでいいと自分流のやり方を見つけない。
自分にあった情報の集め方を持つことが大事だと。

確かに私も昔ネットなど無かった頃は、わからないことがあると
図書館へ行ったり、辞書等で調べたりしたものでした。

ところが最近では、ネットの方が収集が早いと目の前にあるPCにすぐ
体が向くことが多くなっている様な気がします。

我々は関連する法律等のプロとして、お客様に正しく
わかりやすくご説明する責務を負っています。

今回の案件を通して、巷に溢れる情報、目の前ですぐ見つかる情報に惑わされることなく、
正しく理解し、足を使って細かく確認して、お客様のために尽力していきたいと
改めて感じました。


しかし、あんな情報そのままにしておいて、勘違いする方いないのかなあ・・・


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