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雷対策の難しさは「広く深く」すなわち、気象、電気、電子、通信、機械、材料、建築・・・と 学問分野をまたぐいくつもの基礎素養が『設計者個人』に強く求められることです。 しかし日本には何の規定も、まして専門の技術者を養成するシステムもなく、慢性的な人材不足 による、現場レベルでの混乱が永年にわたって続いています。やむなく弊社では、設計部門の技 術者は全員、関係する二つ以上の異なる学問分野を専攻した者(四年制大学の関係する二学部( 学科)以上をそれぞれ卒業した者、またはこれに準ずる者)としています。一方、海外では雷対 策を資格制にしている国が多く、専門家を養成する高等教育機関もあります。 そして事実、これらの国々では一般家庭にまで普遍、高度な雷対策が普及しており、雷による被 害は日本とは桁違いに少なくなっています。 また資格制にすることにより、雷対策に関わる者の社会的地位と生活が保証され、専門家の再生 産によって高度な雷対策を恒久的に維持することができます。 弊社に頂戴するお問い合わせで最も多いのは、「漠然」と「雷に困っている」というものです。 もちろん、その具体的な状況について詳しくお伺いしますが、この際「何を護りたいのか」がは っきりしていないことが多くあります。特に問題であるのは「雷対策はすべて人命防護の為にあ る」事をほとんどご存知ない事です。 雷対策は「人命防護」を「絶対第一」とし、次に機器など、すなわち「何を護るか」を明確にし、「どこに雷の電気を導くか」を決めます。 雷の電気を導くにあたって、他の「予定外の機器」などを壊してはなりませんから、「最悪時には何をどう予定通り壊すか」も決めます。 このことから、まず接地などの条件を詳細に把握して全体構成をつくり、次にひとつひとつの「部分」について計算、矛盾が生じればイチか ら全体構成を見直す作業を、徹底して繰り返します。 そしてでき上がった「基本設計図」に「もの」を適用し、本設計図にします。 従ってお客様側で「基本設計図」ができ上がっていない限り、「設計工程の最終」である「いくらくらいかかるか?」の算段は立ちません。 「人命絶対」ですから、どうしてもお求めになる場合には有料、つまり「基本設計図」を作る費用を頂戴しなければならなくなる事もありま す。これはお客様にとって二重の出費とということになりかねません。 お客様に選んで頂きたいのは「もの」ではなくその業者の「問題解決力」、すなわちお客様にご提案する「問題解決のための手段方法」です。 これは始めのご相談時に判断していただく事ができると思います。その後は一貫して、お客様が選択された施工業者などをお使いいただくの が最も確実、そして最も安価になります。