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不思議なことがありました。

今から10年ほど前の出来事です。

私の方は、すっかり忘れていたのですが、ある方の相談を受けていました。

その時に、その方がある団体での関わりで、知り合いになった方がいたという話になったのだそうです。

ただその時は、すでに交流はなかったのだそうです。

そして、相談の中で、その人との関わりに於いてのご質問を受けていたのです。

その時に私が、

「あと10年したら、その方からあなたを頼って連絡が来るようになりますよ」

このように言ったのだそうです。

そして、その時もそしてその後も、その方とは音信不通のまま、10年の歳月が過ぎました。

そして10年目の今年です。

そうしたら、本当につい先日の出来事です。

突然その方から、本当に連絡がきたのだそうです。

その方は大変驚いて、わざわざ私にもその事を電話で伝えてくれたのです。

その間、相手の方にも紆余曲折や色々な心配事も生じて、過去の連絡先を頼りにして連絡が来たのだそうです。

そして、その方と実際に会うことになったのだそうです。

考えてみれば不思議なことです。

やはり運命や、未来に起こる出来事は決まっているのでしょうか。

パラレルワールドも含め色々な諸説もありますので、こればかりは、私も分かりません。

高橋信次先生のお話しでは、あの世からこの世の生まれてくるときには、一人一人が人生の計画書を作って、両親の縁、親子との縁、また関わる人間関係や仕事なども決めて来るのだそうです。

しかし、この世ではその計画が変わってしまうことも、よくあるのだそうです。

その事を踏まえて考えると、未来の出来事は、大筋では決まっていて、その方に対しても人生の中での関わりが、予め予定されていたのかも知れません。

それがたまたま、上手く情報としてキャッチ出来たのでしょう。
そして、その事に対しては、その筋書きに変更がなかったと解釈せざるを得ません。

しかし、これから起こる出来事は、絶対的ではないので、生き方や求め方で、人生の質も良くなったり、また悪くなったりと、様々な状態を経験するのが、この世で生きる醍醐味なのかも知れません。

もしそうだとすれば、死んであの世に戻ったときに、実際に生きた過程と、元々の計画と、どのくらい合っていたのか、またどのくらい変わったのか、筋書きと実際の動きを照らし合わせてみたら、案外面白いのかも知れません。

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