内視鏡手術といえども、高齢者には・・・

今年米寿の父の手術

 

■転院は仕方のないこと・・・

 

先日、父の内視鏡手術が大過なく終了しました。

 

入院する羽目になった大元の原因については後日書きますが
この病院で4院目。

 

昨年11月末に最初の病院に入院してから
結構めまぐるしく転院した印象があります。

 

3ヶ月1クールで転院することが今の高齢者医療ですが
制度とはいえ、釈然としないものがあります。

 

■的確な医師の判断

 

ただ、ここ(長野市民病院)に転院したのは、
前の病院では手術が困難だったのが理由です。
simin-byouin01

 

simin-byouin02

 

また、前病院の主治医の判断が非常に的確で、
腹痛を訴えた親父の症状を見て、すぐにCT検査を行い
転院を指示、救急車を手配し自らも同乗して、
救急の医師に詳細を説明してもらいました。

 

それが、7月3日の夕方。

 

その後、私が駆けつけることになったのですが
検査と処置で、HCUに入るまで8時間。

 

スタッフの皆さんに感謝しつつ、
ワイフとともに病院を出て帰宅したのは翌午前1時半でした。

 

結局親父の病状は、膵臓炎。
膵臓の出口が胆石で塞がれたためとのことでした。

 

膵臓から分泌される膵液は、消化液の中でも最強のもの。
きちんと分泌されないと、臓器自らを溶かしてしまうことにもなります。

 

早い判断と、的確な救急措置で最良の状態を保つことができましたが、
消化器系のトラブルのため、この日から親父は点滴生活に。

 

体力は大丈夫かなと心配しましたが、
だんだん回復し、内視鏡手術にGOサインが出た次第です。

 

■さて手術と相成りました

 

7月14日が手術日。
前の手術が延び、16時からの予定が19時に。
何事も予定通り進まないのが病院ですが、
緊急もあり、救急もあり…時間外も関係なく的確に対応していく
医師、看護師、スタッフの皆さんの姿を間近に見て、
改めて日本の医療の素晴らしさを感じました。

 

当の父の手術自体は1時間程度で済みました。
結果は最初に書いた通りです。

 

状況報告みたいな文章になりましたが
入院、手術に欠かせないのが医療費

 

今回の医療費は幾らになるんだろう・・・?

 

次回は医療費と後期高齢者の医療保険について
実際のところを書いてみたいと思います。

 

前回ブログ:明日、父の手術です……現実に迫る親の老後