2013/8/2 海外の害虫事情(中国)
- 2013年08月02日
- シロアリ
中国の華北地方で、この20年で最大規模の害虫被害が発生し
山西省では約5万7000ヘクタール、河北省では約8万ヘクタールもの農地で
コメやトウモロコシなど10数種の農作物に大きな被害が出ている。
今後収穫が激減すれば、農民による大規模な騒乱の発生も懸念される。
この害虫は蛾の一種のアワノメイガやアワヨトウの幼虫で
前者はとうもろこしの大害虫として世界的に有名。
アワヨトウはイネ、イネ科牧草の害虫としてよく知られる。
日本では1960年5~6月に島根県の安来市、斐川町などで大発生(2000ヘクタールで)
した記録があるという。