長野県キャリア教育支援センター「令和元年度」総会に出席してきました。

同センターは、平成23年からスタートして、10年近くになりますが、当初は「キャリア教育」とはなにかの本質的な議論が多かったように思いますが、本総会では、具体的な取り組みなどかなり実践的な報告や提案が多く、この10年の「進化」を実感しました。来年度からは、兼ねてから話題になっている「キャリアパスポート」が、全国の小中学校一斉に導入されます。子供たちの「キャリア教育」のツールとして私はとても大切な取り組みだと評価しますが、現場の先生方の一人一人の子供たちに向き合う「労力」、そして親たちととどのように「共有」をすすめていくかが、肝心なことかと思います。

「長野県長期療養労働者支援担当専門家会議」に出席

昨日(令和元年10月29日)は、「長野県長期療養労働者支援担当専門家会議」(長野労働局主催)に出席してきました。ガンなどの闘病生活と仕事の両立を支援するために、国の政策を活用しながら、長野県の地域生活に根ざす活動を検討、支援するための会議です。夢のデザイン塾は、ハローワークなどで、再就職支援セミナーを受託していますが、その出席者なかにも、治療のめどが立ち、通院しながら働き始めたいという方が参加し、セミナー終了後には個人的なご相談に応じることがあります。会議ではそんなケースのご報告などをいたしました。闘病と仕事の両立には、まずはなによりも企業の理解が欠かせませんが、同時にお一人お一人に対して、長期間仕事の現場から離れた不安を和らげ、仕事のやりがいなど前向きな肯定感を取り戻していただくための支援が不可欠です。それは、いわゆる「キャリアカウンセリング」のコアな支援領域であり、果たす役割は大きいと思っています。

信州エクスターンシップ2018、8月26日から、いよいよスタートです!

長野県産業労働部より受託している「信州エクスターンシップ2018」が、来週8月26日(日)より9月1日(土)までの1週間にわたって本番を迎えます。今週20日(月)は、その受け入れ企業・団体様の最終研修会。そして21日(火)は、参加学生向けの県内会場事前学習会が行われました。

受け入れ企業・団体向けの研修では、18社・団体約40名の皆様のご参加をいただき、東京事務局から明治大学阪井先生、成蹊大学鈴木先生はじめ3名の先生方をお迎えし、昨年参加していた学生2名の飛び入り参加があり、多様なプログラムにより充実した内容となったものと思います。

また学生の事前学習会は東京会場と並行して県内会場が設けられ、県内会場には帰省中の学生、県内大学生など4名の参加がありました。今年の参加学生は総勢37名。民間み受け入れ企業は長野市周辺14社、長野県、長野市、JAグループなどとなっています。

さて、来週1週間で学生がどんな風に成長してくれるか、非常に楽しみです。

受け入れ企業・団体向け事前研修会(8月20日、県庁にて)

学生向け事前学習会(8月21日、県庁にて)

 

地方創生インターンシップの勉強会で、信州エクスターンシップの事例発表を行いました。

3月6日、東京で開かれた「地方創生インターンシップ」の勉強会のにおいて、夢のデザイン塾が長野県から受託している「信州エクスターンシップ事業」の事例発表をしてきました。
すでにご承知のように、ここ数年就職活動のプレ活動として、いわゆるインターンシップが急速に広がっておりますが、首都圏の大企業にくらべて地方企業においては、インターンシップの広がりは実はかなり不利益な事態が現実化しています。
そこで内閣府では「地方創生インターンシップ」として、地方企業の支援策をいろいろ打ち出していますが、この勉強会もその一つ。首都圏の大学と地方の自治体や学生支援セクター、民間企業のみなさんが参加して、学生に地方企業におけるインターンシップの魅力をどうつたえていくかについての勉強会となりました。
夢のデザイン塾が受託している「信州エクスターンシップ」は、就職活動の該当学年よりも早期に、地域や企業を舞台にした社会体験を経験してもらい、その経験をもとにして地方にも視野をひろげていただくための実験的な試みとして、内閣府でも注目していただいているところから、事例発表を仰せつかりました。
実施3年目となる2018年度にむけて、現在は、連携している明治大学社会イノベーション・デザイン研究所の先生方と新たなプログラムも検討しています。

「信州エクスターンシップ2017」実施報告書が完成しました。

夢のデザイン塾が長野県より受託している「信州エクスターンシップ2017」の実施報告書がまとまり、県と受け入れ企業・団体・自治体各者に提出いたしました。それに伴い、11月20日(日)には、受け入れ企業・団体・自治体から構成される長野県若年層人材戦略研究会の第4回研究会が行われ、ご出席いただいた関係者のみなさんとの意見交換や課題の共有が図られました。「事業報告書」は、下記のリンクよりご高覧ください。

 

「信州エクスターンシップ2017」報告書

長野県主催「信州エクスターンシップ2017」、いよいよ8月27日からスタート!

夢のデザイン塾では、長野県より「信州エクスターンシップ2017」の運営を受託して、これまで準備をしてきましたが、いよいろ8月27日より9月2日まで、県内外11大学、37名の大学生が「来長」、長野市松代のJA長野県総合研修所を拠点にして、本番が行われます。本事業は、大学低学年を対象にして、長野市周辺の企業、農協、行政組織、計18者を取材訪問し、「本気インタビュー」を行うとうもの。大学の授業だけでは学べない多様な「経験学習」を実践することで、社会人としての見識を広め、コミュニケーション能力を高めることが主題となっています。さらに本事業の特長は、なんといっても取材訪問活動の前後に組み込まれた「本気の授業」と「本気のグループワーク」。昨年の明治大学阪井先生(信州エクスターンシップ校長)、成蹊大学鈴木先生に加えて、今年は日本教育大学院大学客員教授林義樹先生の「ラベルワーク」特別授業、ものつくり大学客員教授の井坂康志先生(ドラッカー協会事務局長)の「本気のフィードバック」と題した特別授業が行われます。学生のみなさんにとってはハードな1週間となりますが、キャンパスを離れての長野での6泊7日のさまざまな体験が、かけがえのない貴重な学びとなるよう、事務局としてしっかりとサポートさせていただきます。(写真は、昨年最終日の記念写真。平成28年9月3日、JA長野県総合研修所)

昨年最終日の記念写真(平成28年9月3日、JA長野県総合研修所にて)

マナビュー5号、来週から、高校生に配本開始です!

昨年夏休みから、県下5つの高校の生徒たち25名が記者となって、県下18の大学、短大、専門学校に在籍中の学生たちにインタビューした平成27年版「マナビュー」が、来週から、100余の高校の生徒たちに配本する運びとなりました。「地元進学情報誌」をキャッチフレーズにして創刊してから、毎年1号を重ねて今年で5号目となります。発行は、長野県の高校生1学年分、約19,000冊です。特集では、4号に引き続き、法政大学教授児美川孝一郎先生の「将来を見すえた進学先選びQ&A」をご寄稿いただきました。参加した高校生、協賛していただいた大学・短大・専門学校の皆様、OBOG取材にご協力いただいた企業・団体の皆様、そして協賛をいただきました長野県教育委員会他3団体の皆様に、心から御礼を申し上げます。IMG_7508 マナビュ-5号 270416

地元大学等進学情報誌「マナビュー」5号、取材が終わりました。

昨年10月からスタートしたマナビュー5号の取材活動が、27年2月14日の佐久大学をもって、無事終わりました。

取材先は、佐久大学看護大学、信州大学、諏訪東京理科大学、長野大学、松本歯科大学歯学部、松本大学、長野県短期大学、松本大学松商短期大学部、岡学園トータルデザインアカデミー、カレッジオブキャリア、長野美術専門学校、長野平青学園、未来ビジネスカレッジ、以上6大学11学部、2短大、5専門学校、計18学校となりました。記者参加高校は、長野私立長野高校、長野吉田高校、松本県ケ丘高校、松本蟻ケ崎高校の23名のみなさんです。発行は、3月下旬の予定で、編集印刷工程に進みます。後援は、長野県教育委員会、長野県高等学校PTA連合会、長野県高等学校長会、高等教育コンソーシアム信州からいただいています。

穂高商業高校の就職面接対策講座に出かけてきました。

7月31日(木)、穂高商業高校の就職志望者50名ほどが参加した面接対策の授業にお声かけをいただき、レクチュアと模擬面接の試験官役をしてきました。すでに夏休みに入った学校ですが、進学や就職活動のための特別授業が開かれていて、画期がありました。10時から30分ほどは、なぜ面接が行われるのか、企業の目的を中心にお話をさせていただき、その後、集団面接3組と、個人面接3人にご登場いただき、模擬面接を行いました。模擬面接では、初めてとは思えないほどに堂々とした受け応えぶりで、正直驚きました。大学生の模擬面接にも劣らないほどの出来栄えでした。商業高校の生徒たちは、やはり会計とか簿記の資格を活かした職業を目指していますが、求人は、製造や販売などと多様で、生徒たちの希望通りにはいかない現状があります。会社見学、応募、選考など、これから先、いよいよ生徒たちの前に厳しい現実が直面しますが、この日、私が目の当りにした、明るく伸び伸びとした生徒たちにとって、かけがえのない就職活動になることを信じています。

長野県野沢北高校での進路講話に行ってきました。

野沢北高校は、夢のデザイン塾設立のきっかけをつくっていただいた新津利通さん(故人、初代ジョブカフェ信州所長)の母校です。先日、田中理事長あてに、進路担当の先生から進路講話のご依頼があり、理事長の都合がつかず、代役として出かけてきました。当日は、校内の同窓会館に集まった1年生250名ほどの生徒に、新津さんと夢のデザイン塾のご縁を紹介しながら、1時間ほどの拙論を語らせていただきましした。進路というと、特別にあらたまったことのように思うかもしれませんが、私は、毎日の高校生活の中に、生徒たちの進路=未来がたくさん詰まっていると思っています。勉強はもちろん、部活も、家庭も、友人関係も、一生懸命に過ごすことの大切さを話ました。野沢北高校の生徒たちは、熱心に聞いてくれて、とてもいい印象を持ちました。新津さんは、私に田中理事長をご紹介していただいた方でもあり、まさに夢のデザイン塾の生みの親です。田中理事長に、進路講話を終えた報告をし、あらためて、新津さんとのご縁を感謝いたしました。野沢北高校の玄関にご丁寧なご挨拶。