2014/10/1 蜘蛛の毒性について
- 2014年10月01日
- なるほどねぇ!
おはようございます
今日から10月ですね
衣替えの時期です
風邪注意
さて
先日 あるお客様より蜘蛛についての問合せがございましたので
ここで ちょっと 蜘蛛についてお話したいと思います
世界にクモ類は約万種
そのほとんどが毒をもっている
ジグモもコガネグモもオニグモも、アシダカグモもである
なるほど ビックリでしょ・・・
つまり、「このクモなんですか?毒はありますか?」という質問には
「ええ、ありますよ。」と答えることになる
だが、そのほとんどは人間にまったく影響を及ぼさない。
なぜほとんどのクモの毒は人間に効かないのか?
世界で「人間の命を脅かす毒をもつクモ」は全体のおよそ0.1%
すなわち99.9%のクモが人間に対して無害である。
その理由として、以下のものが挙げられる。
・多くのクモの牙は短く、人間の皮膚を通らない。
・毒の量が少ない。
・そもそも人間を積極的に咬んでくるクモが少ない。
・毒の成分は昆虫の神経伝達を阻害するもの。
人間の神経伝達物質と昆虫のそれは異なるため、効果を示さない。
まとめ
蜘蛛に齧られると、いずれも痛いが、毒の成分上人間の命を脅かすことはない。
すなわち、日本の在来種は安全だということである。
参考文献
毒グモ騒動の真実 全国農村教育協会
クモ学 東海大学出版会
節足動物ビジュアルガイド タランチュラ&サソリ 誠文堂新光社