福島の大幟

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22年ぶりに福島天神社社宝大幟が建てられました。

ということで、娘と早起きして見に行ってきました。

そして学問の神様でもあるので天神社と書かれているさるぼぼ触ってきました♪

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11月2日まで晴れた風がない日、朝6時に幡が上がります。
夕方は4時頃までとの事ですが、午後になると風も出てくるので早めの時間がよろしいかと。
必見です!

[しるしる須坂HPより]

福島町に伝わる一対の大幟は、明治13年千曲川の洪水によって破損した天神社(てんじんしゃ)本殿(ほんでん)の再建に伴い作られました。

大幟と言われるように竿の長さは36.5m、幟の長さは22.5mという長大なもので、

よく晴れた日には長野市の城山からも幟がはためく様子が見えたそうです。

幟の揮毫(きごう)をしたのは、当時73歳の小布施の豪商高井(たかい)鴻山(こうざん)でした。

鴻山は家業の傍ら書画や国学を修めた文化人でもありました。

鴻山はお宮の境内で、ミゴという藁(わら)の芯を束ねた筆を使って書き、熱心に書いたあまり

、幟完成の祝宴の最中に倒れ、これが最後の揮毫になったと伝えられています。
幟に書かれた文字は、護衜(ごどう)(道をまもる)・懋徳(ぼうとく)(徳をつとめる)と書かれ、

中国の書経という書物からの出典です。

*護衜(ごどう) 人として正しい行いをすること。
*懋徳(ぼうとく) 品性を高めるよう努力すること。