ちゃんと休んでる?

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忙しい社長のための「休む」技術

 

■目覚めているときにもサイクルがある

 

睡眠には2種類あります。
レム睡眠とノンレム睡眠です。

 

人は眠っている時、
この2種類の睡眠を繰り返すことは
よく知られていますね。

 

しかし、
眠っている時だけではなく
日中の活動中にも
同じような周期があるのを
あなたは知っていましたか?

 

そして、その周期が
あなたの仕事のパフォーマンスに
とても大きな影響を与えていることを…

 

■人間は夜にだけ休むようにはできていない

 

少し長くなりますがご説明します。

 

1953年にレム睡眠の存在を明らかにした

 

ナサニエル・クライトマンは、
5段階に分かれる90分の睡眠周期に
「基礎的休息活動周期」と名付けました。

 

そしてその10年後、

人の生体リズムには、目覚めている時間帯にも
同じような90分の周期があると主張したのです。

 

夜間には浅い睡眠から深い睡眠へと移行します。

 

日中には注意力の波が、
同じように90分ほどの周期で訪れるというのです。

 

これは「ウルトラディアン(縮日)リズム
と呼ばれるもので
文字通り「1日より短い」周期を意味しています。

 

■一流に学ぶ

 

実際に人の身体は
90分おきぐらいに休息を求めています。

 

私たちはしょっちゅう…
仕事に追われている時は特に
注意力が散漫になったりイライラしたりしますね。

 

これは、体が休息を求めている合図でもあるのです。
あなたは、この変化を無視してはいませんか?

 

優れた実績を上げる人たちは
自分の体の周期を直感的に理解しています。

 

例えば、最も優秀なバイオリニストたちは
練習時間を長くても90分までに制限しています。

 

様々な分野の研究者達も、
チェスやスポーツ、科学的研究など一流の専門家は
およそ90分の周期で活動し、
そのあとは休憩をとることが有効だと主張しています。

 

■90分に一回

 

一方、大抵の人は
集中して夜遅くまで休みなく働き続けるのが
生産性を上げる一番の方法

 

だという誤った思い込みに基づいて行動してしまいます。

 

すなわち、生産性をあげるのに必要なのは
90分に1回休憩をとること…。
とは言っても、

 

多少効率が悪くても休憩を取る時間を
働く時間に当てた方が仕事が進むのではないか?

集中力が切れるまで、
ぶっ通しで働き続けた方がいいんじゃないか?

本当に効果があるのか?

 

そのように効果を疑うの人はたくさんいます。

 

むしろ、それが普通です。

 

というのも、
『休憩を取る方が仕事が進む』というのは、
人の直感にそぐわないことだからです。

 

ですが試しに、
たった20分の休憩を午後に1回だけ入れただけで、
仕事の生産性を劇的にアップすることができたのです。

 

あなたも一度検証してみては?

 

■休むことも技術

 

あなたに必要なのは「忙しい社長のための休む技術」です。

 

著者、トニー・シュワルツは言います。

 

「身体、情動、頭脳、精神の
4つのエネルギーを管理すると
創造的なアイデアが生まれ、
集中力が高まり、やる気と情熱が強くなる。
そして、生産性や効率性がアップし、
高パフォーマンスが実現する。
さらに、眠れる才能も開花する。」

 

そして、きっとあなたは体感しているはずです

働きすぎると売り上げが伸びないことを・・・

 

忙しい社長のための『休む』技術

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社長が働く会社は儲からない?

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■仕事時間を週2時間にして収入を20倍にする仕事術

 

実のところ、ビジネスというのは
問題解決の連続です。

 

セールスやマーケティングなどの
営業活動にしても
発送や顧客サポート、経理や総務といった
営業の支援的な活動にしても

日々、発生する問題を解決することで
ビジネスは成長していくわけです。

 

ところがです。

ここで、ほとんどの社長は自ら働いて
これらの問題を解決しようとします

 

会社の中で一番優秀な人材は、
ほかならぬ社長ですから社長自らが
問題解決に当たるのは一見、合理的に思えます。

 

しかし、よく考えてみてください。

ビジネスというのは日々変化しているので
問題というのは1つ解決しても
また次から次へと発生してしまうものです。

 

1つの問題を解決しているうちに
他で2つの問題が新しく発生していた
なんてこともよくある話です。

 

ですから、社長が問題を解決するのは
効率的に見えるようで実は非効率なのです

 

そして、それこそが
「経営者」になれない「社長」が抱える
最大の問題とも言えます。

 

■社長の生産力を上げるシステム思考術

 

では、一体どうすればいいのでしょうか?

それこそがこの本
社長の生産力を上げるシステム思考術
で語られているテーマです。

 

この本の著書サム・カーペンターは
儲からない破たん寸前のコールセンターを
必死に経営する日々の中で

ある日、
社長は問題の火消しをやってはいけない
ということに気が付きました。

 

発生した問題を潰していく
後手後手の仕事をしていては社長は
いつまでも労働の呪縛から逃れられません。

 

ですので、発生した問題を解決するのではなく
問題そのものが起きないような、
起きたとしても自然に解決されるような
システムに会社を変える必要があったのです。

 

少し言い方を変えると会社を
自分がいなくてもお金を生み出すシステムに
作り変えるということです。

 

サムはコールセンターをシステム化したことで
最終的には、働く時間を40分の1にして
収入を20倍にもしてしまいました。

 

生産性が800倍になったわけです。
もう日々の問題に追われることもありません。

 

ですので、もしあなたが

会社をもっと大きくしたいのなら
働く時間を減らして収入を上げたいのなら
自動的にビジネスが回る仕組みを作りたいのなら

是非、一度この本を手にとってみてください。

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powerofceo

 

■著者紹介

 

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サム・カーペンターSam Carpenter
27年にわたり、セントラテルという社員35人の小さな電話応対サービス会社の経営をしている。本書は、長年破たん寸前だった会社をどん底か らよみがえらせた秘密を公開したものだ。それにより、著者の労働時間は慢性的に週80時間、多い時で週100時間を超えていたのが、本書に示されてい る秘密により週にわずか2時間程度にまで大幅に減少し、会社の収益は20倍以上に増加した。
そのほかにもいくつもの事業を経営しており、国内外で講演活動も行っている。また、「カシミール・ファミリー・エイド」という非営利組織を設立して、パキスタン北東部、アザド・カシミール、インドの地震被災者を支援している。
著者のこれまでのキャリアは、多岐にわたる。肉体労働から出発して、多種多様な職業を経験してきた。測量士、重機オペレーター、大量生産工場の 労働者、セールスマン、技術コンサルタント、ハンバーガー調理係、ペンキ屋、 デパートの店員、建築現場の監督、設計技師、溝掘り作業員、会社の営業職、大工、守衛、ジャーナリスト、講演家、書籍出版業、商店主、検査技師、木 こり、製粉工場の労働者、工作機械オペレーター、株の投資家、商品投資家、作家、報道写真家、電気通信事業の起業家、不動産セールスマン、厨房係、便利屋、企業のCEO、事業主……。現在、妻のリンダと、アメリカ北西部の山あいにあるオレゴン州ベンドで暮らしている。