ダボス会議と転ばぬ先の杖
後には引けぬ。アベノミクス推進強調
安倍首相、ダボス会議で初の基調講演
この講演で中国の脅威を明言したことはご存じのとおりです。
中国には少なからずショックを与えたようですが、それはさておき基調講演の骨子は以下の通りです。
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規制改革や法人税率引き下げなど経済政策「アベノミクス」を進める姿勢を強調し、対日投資を促した。
基調講演は、出席者の中でも世界の政財界が注目する「メーンゲスト」が行うとされ、日本の首相では初めて。
首相は規制改革について「既得権益の岩盤を打ち破る、ドリルの刃になる」と述べ、国家戦略特区などを通じて経済成長を実現する戦略を説明した。
環太平洋経済連携協定(TPP)を「経済政策を支える主柱」と位置づけ、欧州との経済連携協定(EPA)交渉も推進する考えを明言した。
【基調講演のポイント】
◇電力・医療・農業などの「岩盤規制」を打ち破る
◇TPPは経済政策の主柱。欧州とのEPAも進める
◇さらなる法人税改革に着手する
◇2020年までに日本への直接投資を倍増させる
◇世界平和に積極的に貢献する国になる
◇アジアで際限ない軍備拡張は抑制されるべき
(2014年1月23日03時17分 読売新聞)
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要は、世界で最もビジネスのしやすい国だと、
世界に印象付けることがこの会議での安倍首相の目的です。
そのためのアベノミクスでありTPPだということを
一国の首相が諸外国に約束したのです。
「トラストミー」と言ってさっさと逃げるような
どこかの首相でなければ、諸外国は期待をします。
安倍政権は、その実現のための国内・国外政策をどんどん推進するでしょう。
強い日本を創るために、他に妙手がない以上、後に引くわけにはいきません。
もちろん、良い面ばかりではありません。
一時的にマイナスのアベノミクス効果が現れるのは織り込み済み。
今までの政権は、一時的にせよ
マイナスの現象が少しでも現れる政策は、こわくて実行できなかっただけです。
どのくらいの大きさの痛みが、どのくらい続くのか?
大多数の国民はその答が早く欲しいのです。
ダボス会議から帰国したら、行程表に基づいて
その点を明確にするのが安倍首相の第一の仕事でしょう。
■とはいえ転ばぬ先の杖は必要
『もし今、リストラにあったら、会社が倒産したら、
あなたに残っているものは何?
自らが稼げる力を身につけてほしい…。』
@brushup003さんのツイートです。とても心に残りました。
稼げる力=転ばぬ先の杖です。
すなわち、
「今の収入源以外に財布を持つこと。」
「生活程度を下げずに節約すること。」
その具体的な方法の一つは、この「安心生活」サイトにあります。
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