ちょっとドキッ!とした出来事
2015/09/01
先日、売却物件の室内写真の撮影に
行ったときのことです…。
物件は築42年の木造平屋4DK、
すべて砂壁になっている和室で、
空き家になって約1年が経過。
一部、荷物も残っていました。
玄関から順番に撮影していき、
一番奥の4.5畳の和室へ。
静まり返った部屋でひとり、
黙々とシャッターを切っていると…
「キーッ…キーッ…」という音が、
かすかに聞こえてきたのです。
ほかの部屋では聞こえなかったのに
この部屋だけが聞こえました。
基本的にユーレイ、ボーレイの類は
まったく信じない人間なので、
押入れをパッと開けてみたんですね。
それでも特に異常なし。
天井裏にハクビシンでもいるのかな?
そう思って見上げた瞬間、
視界に入った≪壁掛け時計≫の中から
「キーッ…キーッ…」…!
…………
どうやら、本体に入れてある
電池が切れかかっていたみたいで
針が弱々しくキーキーという
音を鳴らしていたようでした。
ま、超常現象とかじゃなくて、
本当に良かったです!
ちょっとドキドキした出来事でした。
(くだらなくて本当にすみません!)
これまで私は
自殺部屋も、他殺部屋も、
放火部屋も、いろいろ見てきました。
でも、見えちゃいけない“何か”
に遭遇したことは、
実は一度もないんですよ~。
物件案内中のお客様から
「ベランダに人がいるのが見えます」
とか言われたこともありますが、
私には見えなかったものですから
申込みをお断りしたことも…(笑)
不動産屋の≪怪談話≫って、
たぶん…すべて作り話だと思います!