ちょっとゾッ!とした出来事
2015/09/01
※もしお時間あったら、
シーンを想像しながら、
読んでみてくださいませ※
先日、
ゾッ!とする出来事がありました。
まだ薄暗い早朝4時。
自宅マンションで熟睡中。
……ピ~ンポ~ン……
突然、インターホンの音が、
静かな部屋に鳴った(ような)…。
…んっ…夢…か…?
ぼぉ~と目を開けると。
……ピ~ンポ~ン!
…あ、やっぱり鳴っている!
寝ぼけているせいもあって、
なぜか大慌てで起きてリビングへ。
チカチカ点滅している
モニターを見てみると、
そこには会ったこともない、
坊主頭の男性の青白い顔が、
度アップで映っていて…。
だ、誰だっ?!!!
そしてまた、ピ~ンポ~ン!
何が起きているから分からないけど
とりあえず玄関ドアまで行って、
スコープを覗いてみました。
ドア一枚隔てた向こう側に、
知らない男。
すると、
いきなりドアをガチャガチャと
開けようするじゃないですか!
(もちろん施錠してあります)
…ガツン!ガツン!
男「ねぇ…開けて…開けて…」
ピ~ンポ~ン!
男「もう……開けて…!」
コワ~!!!!
ちょっとパニック。
でも、ひとまず落ち着こう。
ドアの向こうを伺いながら、
とことんムシを決め込む。
ピ~ンポ~ン。
しつこい、でもムシ。
すると男は今度、
隣の号室に行って、ピ~ンポ~ン!
当然そっちでもムシされ、
またこっち戻ってピ~ンポ~ン!
そして「ううおおぉぉ!」と叫び声。
さすがにヤバイので、警察署に通報。
「不審者が迷惑行為をしているから
すぐパトロールに来てほしい」と。
間もなく、警察官数人がやって来て、
共用通路で横たわっている男と
何やらやり取りしている様子。
「住所ぜんぜん違うでしょう」
「ここは〇〇駅じゃないよ~!」」
「だいぶ良くなったかい?歩ける?」
とか、なんとか…。
結局は単なる酔っ払いで、
50分ほど色々やり取りした後、
男は警察の車で連れて行かれました。
・自宅と間違えたのか?
・トイレでも借りたかったのか?
・具合が悪くて助けを求めたのか?
今となっては分かりません。
ま、迷惑だったけど、ひとまず安心。
ヤク中とか精神錯乱とかじゃなくて
良かったですよ。
「人間、就寝中に襲われる時こそ、
無防備の状態はないよな~」
なんて、一人つぶやきました…。