ローンで住宅購入を考える前に まずコレをやりましょう
2015/09/01
はじめての住宅購入を
ローンで検討しているお客様から、
≪物件選びのポイント≫について、
質問を受けることがあります。
確かに、
それも大事なんですが…、
「まずは物件選びというよりも、
≪自分が選べる物件≫を、
知ることから始めましょう」
と話しています。
結論からいうと、
≪資金計画≫をしっかり立てましょう
ということです。
これが定まっていない段階で、
購入価格だけをざっくりイメージし
ネットで物件を検索したり、
現地見学に回ってしまう方、
結構いらっしゃいます。
そして、
欲しい物件が見つかったけれど
ローン審査の≪承認≫が下りない…。
「私には住宅が買えないのか~」
「ただ疲れただけだな~」
なんてことに…。
そこで、本日は、
住宅ローンで購入する前段階として
まずチェックすべき項目について、
ピックアップしてみました!
〇すぐ購入代金に当てても支障ない
手元の現金はいくらですか?
(頭金)
〇借り入れ額は年収の5倍以内。
1年間のローン返済額は、
年収の25~30%以内に
抑えるのが無難です
(予算想定)
〇毎月いくらまで住居費に回しても
生活が苦しくならないですか?
(返済想定)
〇ローン完済の年齢を65歳としたら
上限で何年のローンになりますか?
〇仮の数字で
「ローンシミュレーション」
してみましょう。
↓こちらから↓
https://www.hownes.com/loan/sim/
(ローン電卓を
使ってみてもいいですね)
〇住宅を購入するにも
契約費用が別途かかります。
本体価格の5~8%はみてください
〇取り引き、または口座がある
金融機関のローン窓口に行って、
事前の融資相談をしてみましょう
…以上のことを行えば、
自分に合いそうな物件の金額が、
かっちりと定まってくるはず。
そのうえで、
ネット検索・検討・内見をすれば、
スムーズに物件が絞れるでしょう。
・理想だけを優先するあまり、
いざ購入を決める段になったら、
実は買える物件ではなかった
とか、
・購入したものの、
無理なローンを組んだために
返済が苦しく売却を検討
―というケースは避けられますよ!
つい先日も、
ローンの返済が苦しいという方の
中古住宅の査定に行ってきました。
査定額は、ざっと2,000万でしたが、
なんとローンの残りが2,600万!
さすがにその金額では
売るのが難しいエリアでしたので、
もう少し残債が減るまで、
しばらく待つことになりました。
という訳で住宅ローンも、
まさに「ご利用は計画的に」。