購入(契約)までの流れは?
2015/09/01
売り物件の購入となりますと、
検討をはじめてから引き渡しまでには
だいたい2週間~1カ月は必要ですし、
さまざまな手続きがあります。
「欲しい物件が見つかり、
住宅ローンで購入する」と仮定して
簡単な流れをご説明します!
▼購入申込み▼
購入の意思表示をする
≪買付証明書≫
≪購入申込書≫を記入・提出
売主さんによる内容の確認と審査。
▼住宅ローンの事前審査▼
金融機関3つくらいで、
同時に審査するのがおススメ。
(身分証明書、収入証明書など必要)
ローンのほかに借り入れがある場合、
借り入れ限度額が減額となります。
審査は約1週間。
▼重要事項説明▼
不動産会社から≪重要事項説明書≫
という書面が発行され、
契約条件や土地・建物に関すること、
売主からの引継ぎ事項などについて、
詳しく説明を受けます。
承諾の署名・捺印をします。
▼売買契約書締結▼
買主さんと売主さんとの間で結ぶ
契約書に署名・捺印します。
購入する証として、
買主さんが≪手付金≫を支払います。
(個人間の取引ですと、
売買代金の5~10%が目安)
▼住宅ローンの本審査▼
審査は約2週間。
(売買契約書、印鑑登録証明が必要)
≪承認≫となれば、
金融機関と≪ローン契約≫を締結。
(「金銭消費貸借契約」といいます)
住宅の火災保険なども手続き。
承認が下りなかった場合は、
契約が白紙となる≪ローン特約≫
があれば≪手付金≫が戻ってきます。
▼残金支払い・引き渡し▼
ローンの融資実行に合わせて、
≪手付金≫を売買代金の一部に充当し
残りの金額を買主さんが支払います。
売主さんからは、
鍵や関係書類の引き渡しがあります。
このタイミングで、
物件の所有者を買主さんに変更する
≪登記費用≫の支払いや、
売主さんが1年分を負担する
≪固定資産税≫の精算も行います。
…以上、
大まかな流れは、こんな感じです。
本来はもっと多岐にわたる
協議・打ち合わせがあります。
物件ごと、不動産会社ごとに
手順は異なりますので、
よく確認してくださいね。