物件を購入するときの諸費用は?
2015/09/01
「このほかに諸費用として
売買代金の約8%が必要です」
「え?
物件資料にある≪価格≫って、
すべて込みになっている
値段じゃないんですね?」
そうなんです。
売買物件を購入(取得)するには、
≪本体価格≫のほかにも、
諸々の費用がかかるのです。
買主さんの資金計画によって、
または契約内容によって異なりますが
≪本体価格≫の5~8%といわれます。
ただし、
・引っ越し業者への依頼
・新しい家具の購入
などもあるかもしれないので、
「価格の10%は用意したいですね」
と説明することもあります。
諸費用の項目をざっと挙げます。
▼印紙税▼
売買契約書や住宅ローン契約書などに
収入印紙を貼って納める
(取引金額によって印紙代が異なる)
※詳しくは国税庁のホームページへ
▼住宅ローン借り入れに関わる費用▼
・融資事務手数料
・ローン保証料
・団体信用生命保険料
・火災保険料
※詳しくは金融機関にご相談を
▼取得に関わる費用▼
・登録免許税
・不動産取得税
※詳しくは国税庁のホームページへ
・手続きを依頼する司法書士への報酬
▼物件引き渡し時の精算金▼
・固定資産税、都市計画税の日割り
・管理費、修繕積立金の日割り
▼仲介手数料▼
契約を取り持った不動産会社に
支払う報酬
※詳しくは≪仲介手数料とは?≫へ
以上です。
実際の取引の際には、
事前にそれぞれの見積もりが、
提示されると思います。
というわけで、
ここで大切なポイントは、
≪売買代金+諸費用≫を、
≪自己資金+融資額≫で、
どのように用意するかを、
しっかり計画しておくことです。