アベノミクス~家計が潤う成長戦略~
アベノミクス成長戦略が目指すもの
安倍総理 「成長戦略第3弾スピーチ」から。
平成25年6月5日(内外情勢調査会)
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0605speech.html
※このスピーチの終盤に、アベノミクスの本来の目的が大変分かりやすく説明されています。
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4.成長戦略が目指すもの
「女性の活躍」、「世界で勝つ」、そして、「民間活力の爆発」。これで、私の成長戦略の三本柱がそろいます。
(家計が潤う成長戦略)
その目指すところについて、今回の成長戦略では、「KPI」、すなわち「達成すべき指標」を、年限も定めて、明確にしました。
・3年間で、民間投資70兆円を回復します。
・2020年に、インフラ輸出を、30兆円に拡大します。
・2020年に、外国企業の対日直接投資残高を、2倍の35兆円に拡大します。
・2020年に、農林水産物・食品の輸出額を1兆円にします。
・10年間で、世界大学ランキングトップ100に10校ランクインします。
すべてをここで申し上げる時間がありませんので、お許しいただきたいのですが、個別の政策分野ごとに具体的に掲げます。
この目標を達成するまで、私たちは、一貫して、政策を打ち続けます。民間の絶え間ないイノベーションを、次々と鼓舞していきます。
進捗が思わしくなければ、その原因を分析をし、さらに打つべき手を打ちます。
常に「行動」あるのみ。そのためにも、具体的なKPIを定め、進捗管理を行うことが必要です。
中でも、最も重要なKPIとは何か。それは、「一人あたりの国民総所得」であると考えています。
なぜなら、私の成長戦略の目指すところが、意欲のある人たちに仕事をつくり、頑張って働く人たちの手取りを増やすことに、他ならないからです。
つまりは、「家計が潤う」こと。その一点です。
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■「家計が潤う成長戦略」を補完する
上記がアベノミクスの目的を端的に表した、安倍首相のスピーチの一部分です。
矢継ぎ早に打ち出されるさ個別の政策だけに捉われると
ついアベノミクスの本来の目的を見失い、マイナス面だけを攻撃しがちになります。
このブログでも何度も述べてきましたが
「家計が潤う」政策を打っているとはいえ、
その目的を達成するまでには実際に「タイムラグ」が発生します。
政策実施においては、その時間差やマイナス面を最小にするために
「その原因を分析をし、さらに打つべき手を打ちます。常に「行動」あるのみ。」
と安倍首相は述べています。
タイムラグのようなマイナス面を取り上げて、国に全ての責任を負わせることは簡単です。
でもそれは国だけでなく、自分自身の生活も停滞させることになります。
自らも自己改革し、スキルアップと収入アップの努力をすることが
「家計が潤う成長戦略」を補完することに他なりません。
アベノミクスが大きなトレンドとなっている今、
流れに逆らうマイナスの行為はまさに自虐的と言えます。
同じ努力をするのなら、
流れを自分に引き寄せるプラスの行為を選択すべきです。
■流れを自分に引き寄せる
国だけに任せず、個人でも、
少しでも早く流れを引き寄せる準備を始める必要があります。
簡単に言えば、個人で自分の年金をつくることです。
これが個人年金=転ばぬ先の杖です。
準備を始めるのに年齢や時期は関係ありません。
たとえ既に転んでしまったとしても大丈夫です。
気づいた時点で始めれば間に合います。
■転ばぬ先の杖
⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1798