連合の近視眼。くれぐれも判断をお間違いなく。
真の競争社会の到来に気付かない、連合の近視眼。
~新しい労働時間制度のねらいとは~
■究極の成果報酬制度
政府は新たな成長戦略に基づいて
成果によって報酬が決まる新たな「労働時間制度」
の検討を始めました。
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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-226090-storytopic-1.html
これは、年収がおおむね1000万円以上で、
高度な職業能力を持つ労働者などを対象として、
成果によって報酬が決まる制度です。
ただ、イマ一つ解り辛いのは、
「ホワイトカラーイグゼンプション」との違いです。
アベノミクスの成長戦略の中で、
「ホワイトカラーイグゼンプション」
はまだ生きていると認識されているだけに、
今回導入を検討している新たな労働時間制度は
混乱を招くでしょう。
■木を見て森が見えない連合
とはいえ、早速お決まりの如く
連合は反対集会を開催しています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140528/k10014778041000.html
全ての労働者の残業時間報酬がなくなるかのような
煽り方をしているようですが、
今回の制度の対象者は、
連合の構成メンバーにはほとんど含まれないのではないでしょうか。
アベノミクスの真の狙いは、労働賃金抑制などではありません。
本当に能力の高い人に対して最良の労働環境を与えて
その能力を遺憾なく発揮させる事です。
それによって、日本の競争力を高め
人口減少時代に突入しても国力を維持する事です。
国際的な発言力や影響力を維持するための基本的な政策です。
連合は足元しか見ていないため、
残業の報酬が無くなるなどという低次元の心配しかできないようです。
■今こそ高スキル
本当に心配しなくてはならないのは
一般の労働者でも、社員であろうとも、自分のスキルを高めないと取り残されることです。
スキルの高い者とそうでない者との二極化が、
急速なスピードで始まろうとしています。
自分を少しでも高く売るためのスキルを一刻でも早く身につけるべき時です。
旧態依然とした連合などに自分の行く末を任せている場合ではありません。
取り返しのつかない遅れをとってしまうことにもなりかねません。
この流れは非正規社員も同じです。
そして、農協改革も医療改革も全く同じ思想で進んでいます。
農家であろうと、医師(病院)であろうと
これからの時代、自らのスキルアップが、生き残る道であることに変わりはありません。
■真の競争社会がやってくる
バブル崩壊で終焉を迎えた、
企業に対する親方日の丸、護送船団方式の政策の見直しが
今度は労働者全体を対象にしているのです。
毎年20万人の移民を受け入れる案も検討されています。
真の競争社会の到来は、本当にもう目前です。
■個人でも準備を始める時です
そもそも論で言えば、
日本の人口が毎年87万人ペースで減少していくことによる
経済の縮小を食い止めるのがアベノミクスの目的です。
厳しい言い方をしますが、
アベノミクスで全ての日本人が裕福になることは絶対にありません。
パイがどんどん減っていくのですから。
それを少しでも早く理解して準備を始める必要があります。
個人で自分の年金をつくることです。
これが個人年金=転ばぬ先の杖です。
準備を始める年齢は関係ありません。
たとえ既に転んでしまったとしても大丈夫です。
気づいた時点で始めれば間に合います。
■今から間に合う転ばぬ先の杖
⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1798