今、危ない「個人請負」契約
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今、危ない「個人請負」契約
~10倍返しでも足りない!?~
■「10倍返ししたい!」って?
私の友人に、個人事業主として
ある企業と個人請負契約を結んでいる方がいます。
非常に有能な女性で、
それなりの報酬を得ているのですが、
今その契約を継続するかどうか悩んでいます。
その理由は、
長時間労働を結果的に強いられることと、
パワハラ、セクハラです。
「倍返しどころか10倍返ししたい!」と言ってはいるのですが……
どうも仕事の内容に
「偽装請負」が疑われる部分がチラホラしているのです。
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今回は、この「偽装請負」のお話です。
2012年の労働派遣法の改正の影響で
今この「偽装請負」が
大きな問題になっているのです。
「偽装請負」とは、契約上は請負なのに、
実際は社員同様に拘束して働かせることをいいます。
企業からみれば、
労働基準法で守られていない社員を使えることになります。
では、個人事業主のような個人請負で働く人と、
雇用されている労働者の違いは何でしょうか。
■社員には保障されていて、個人請負にはないもの
・最低賃金の保障
・厚生年金、健康保険
・労災、雇用保険
・解雇の制限
つまり、個人事業主は経営者なので、
労働基準法の対象外なのです。
でも、個人請負は非常に不利に見えますが、
逆に労働者にはない「特権?」があります。
■個人事業主の特権
・仕事を断ることができる
・上司の指揮監督を受けない
・勤務時間、勤務地の拘束がない
・報酬額は時間給ではない
・他社の仕事をする自由がある
巷に仕事が溢れている時代ならよかった。
個人事業主の収入は天井知らずだったのです。
他社の仕事もできるのですから。
でも今のようなご時世では
逆にこの制度を悪用する企業が現れています。
■こんな企業はブラックかも。
・請負契約なのに、実際は社員同様に拘束して働かせる。
・社員以上に長時間労働を強いられる。
・勤務地が決められ、他社の仕事もできない。
企業にとって、
都合のいいところだけ「請負契約」を盾にして
法律に縛られない使い捨て社員として働かせる。
このような状況が報道されることが多くなってきましたね。
実例が知りたければ、
「個人請負」「労働問題」
等のキーワードでググって見て下さい。
■採用面接は要注意
あなたが採用面接に行った時、
会社から「個人事業主」契約を求められたら
その会社は何を目的にしているのか
しっかり見極めてください。
そのためにも、
雇用や労働に関する法律は
企業だけでなく、
個人がしっかり理解する必要があります。
安心生活
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