間取り図とは?
2015/09/01
賃貸・売買の物件を検討するうえで
大切な情報となる≪間取り図≫。
対象になる建物の、
・方位
・各部屋の配置、広さ、用途
・ドア、襖などの開閉方向
・バス、トイレなどの設備
などが記された平面図です。
写真と一緒に図を見ることで、
だいたいの室内をイメージできます。
間取り図のつくり方は、
不動産会社によってさまざま。
部屋の隅々まで実際に採寸したり、
サッシ1枚の幅を90㎝として
方眼紙に簡略図を書き込んだり…。
それを基に、
間取り作成の専用ソフトを使って
レイアウトしていきます。
こだわるスタッフさんは、
≪壁の厚さ≫や≪畳の向き≫までも
図面に反映させますよ(笑)。
最近では、
スケール感がつかめる≪3D間取り≫
というのも広まっているとか。
ハイ、「いるとか」と書きましたので
お察しの通り、私のいる会社は、
そこまで進んでおりません…(汗)。
また、間取り図には幾つかの
≪アルファベット≫が登場しますので
何の用語の略か、以下に説明します。
・「K」=キッチン
・「DK」=ダイニングキッチン
(台所+食堂が1室に)
・「LDK」
=リビングダイニングキッチン
(居間+台所+食堂が1室に)
・「CL」=クローゼット
・「WIC」
=ウォークインクローゼット
(歩いて入ることができる収納)
・「SB」=シューズボックス
・「RF」=ロフト
・「UB」=ユニットバス
(壁、天井、床が一体型の風呂)
・「S」=サービスルーム(納戸)
・「PS」=パイプスペース
(給水管、ガス管などが通る)
・「MB」=メーターボックス
(ガス、水道などのメーター庫)
…など。
~・~・~・~・~・~・~・~・~
ちなみに……、
「DK」と「LDK」の違いについて
よく質問を受けます。
これは、広さによって異なります。
▼居室が1部屋の物件▼
キッチンのある部屋が、
4.5畳~8畳未満なら「DK」。
8畳以上だったら「LDK」
▼居室が2部屋以上の物件▼
キッチンのある部屋が、
6畳~10畳未満なら「DK」。
10畳以上だったら「LDK」
となります。
最後に1点だけ。
そうは言っても、
間取り図は≪建築図面≫ではないので
すべてを鵜のみにしたりせずに、
必ず現況を優先してくださいね。