地番と住居表示について
2015/09/01
物件の場所をしめす表示として
≪地番≫と≪住居表示≫
があることを知っていますか?
不動産取引の契約書には、
両方が記載されます。
その違いはー?
▼地番▼
≪一筆の土地ごと≫に、
登記所(法務局)が付けた番号。
・土地の場所
・権利の範囲
をあらわしたもので、
不動産取引のシーンでは、
主にこちらの番号が使われます。
地番のほか、
土地の面積や所有者などの
詳しいデータが記録されたのが
≪登記事項証明書≫といいます。
賃貸・売買の契約書に添付されます。
▼住居表示▼
≪建物の場所≫をあらわす番号。
「◯◯市◯丁目◯ー◯」など、
日常生活でよく使われるものです。
市販の住宅地図に載っています。
町を分かりやすくしたり、
郵便物が届きやすいように、
行政が定めるもの。
不動産取引のシーンであれば、
取得後(引っ越し後)に
メインで使うことになる住所です。
ちなみに……、
上記の≪登記事項証明書≫は、
法務局の窓口に行くか、
インターネットで交付請求するかで
取得することができます(有料)。
当たり前ですが、不動産会社は
物件調査や契約などが多いので、
よく利用しますね。
↓ご参考まで↓
また、
≪登記事項証明書≫ほどの
“証明力”はありませんが、
登記事項をすぐパソコンで検索して
見られるサービスもあります。
↓ご参考まで↓