これが2014年アベノミクスの主役 アベノミクスの成果は?③

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これが主役!やはり公共投資主導の安倍政権

 

10~12月期GDP統計(1次速報)を元に、

予算委員会では丁々発止の議論が交わされている・・・

と言いたいのですが、

「民主党政権の時に比べると給料は上がっているでしょう。」

という決め文句に、なかなか突っ込めない民主党を見ていると

『何だかな~!?』

と思ってしまいます。

 

実際、安倍首相はかなり苦しい立場なんですが・・・

 

さて、アベノミクスの成果は?の①②では

①数字からみるほど悪くない。

②足を引っ張っているのは外需。

ということをお話ししました。

 

ではこの状況で、2014年のアベノミクスの主役は何でしょう?

それはズバリ公共投資。

「内需主導、外需出遅れ」を視野に入れながら手を打っていくことになるでしょう。

 

実際、竹下内閣以降の各内閣における

GDPおよび主要需要項目の動きを比べると、

第2次安倍内閣は宮澤内閣と並んで、

最も明確に公共投資(公的固定資本形成)を増やしていいます(図表4参照)。

 図4公共投資主導色が濃い第2次安倍政権

 

2013年度補正予算で「数値目標」

2月14日、麻生財務大臣は、

6日に成立した2013年度補正予算の執行に当たって、

「数値目標」を導入することを明らかにしました。

 

具体的には、予算総額5.5兆円のうち、

公共事業などを中心として3.4兆円分の事業を6月末までに7割、

9月末までに9割実施する方針を示しました。

 

従来、補正予算成立後6ヵ月の公共事業の実施率が

65%であることを踏まえると、

この数値目標はかなりの前倒し運営と言えます。

 

この点を見ても、

2014年のアベノミクスの主役は「第2の矢」となりそうです。

 

消費税アップをひと月後の新年度に控えて、

慎重かつ大胆な、効果の高い政策実施を求めるところです。

 

【データソース:Diamond Online  2014年のアベノミクスの主役は「第2の矢」?】

 


 

 

■私たちの生活はどうなる?

補正予算5.5兆円の効果は、2014年度後半にならなければ見えてきません。

円安で、ガソリン・ガスなどのライフラインの物価や

食料品など生活必需品が上がっているのにもかかわらず、

輸出額も伸び悩むのでは

4月の消費税アップ後の私たちの生活はかなり大変?

になるかも知れません。

 

 

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