意欲のある人たちに仕事をつくり、 頑張って働く人たちの手取りを増やすこと
意欲のある人たち、頑張って働く人たちのアベノミクス
~明快な安倍首相の真意~
■首相が指示した労働時間規制見直しのポイント
- 働き手が十分に才能発揮し、柔軟な働き方を選べるようにすべきだ
- 対象は、職務の範囲が明確で、高い職業能力を持つ人に絞り込む
- 働き方の選択によって、賃金が減ることのないよう適正な処遇を確保する
- 働きすぎ防止のため、法令重視の取り組みを強化。希望しない人には適用しない
- 一般の労働者には、引き続き現行の労働時間制度を適用
■やはり思惑が・・・
労働時間規制見直しについては、
産業界、労働者団体それぞれに思惑があり、
「自分たちに有利に」という、まさに近視眼的な
プロパガンダを展開する事しか頭にないようです。
安倍首相が言っていることは至極明快で
これ以上でも、これ以下でもない、必要十分の政策です。
今までの意味不明な政党政治に慣れきった各界は、
どう対応したらいいか戸惑っている
というのが実際のところでしょうか。
■労働者団体も親方日の丸は危険
労働者団体が「労働強化に繋がる」と反対しているようですが、
労働生産性のランキングを見れば、
いかに集中した仕事をしていないかが良く分かります。
グラフは金融危機の前にもかかわらず、情けない限り。
これで労働強化反対と叫ぶのなら、
その前に自ら労働生産性を上げる施策を発表したら如何?
■経済界も偉そうなことを言っているが
産業界、経済界も似たりよったり。
政策を、自分たちに有利に誘導しようという体質は今までのまま。
経団連は、役員を一新してでも島国根性を捨てなくては先がありません。
大きなゾンビ産業を抱えているのですから。
この辺のことは次回にでも書こうと思います。
■真の実力主義の時代へ
最後に、安倍首相はあるスピーチで、
一番大事なことを、さり気なく述べています。
『中でも、最も重要なKPI( 達成すべき指標) とは何か。
それは、「一人あたりの国民総所得」であると考えています。
なぜなら、私の成長戦略の目指すところが、
意欲のある人たちに仕事をつくり、
頑張って働く人たちの手取りを増やすことに、他ならないからです。』
業界団体や労働団体などの親方日の丸の尻馬に乗っていれば、
収入アップできるなどとは夢ゆめ考えないでください。
自らのスキルアップ、研鑽は怠りなく!
今後は真の実力主義の時代です。
■個人でも準備を始める時です
そもそも論で言えば、
日本の人口が毎年87万人ペースで減少していくことによる
経済の縮小を食い止めるのがアベノミクスの目的です。
厳しい言い方をしますが、
アベノミクスで全ての日本人が裕福になることは絶対にありません。
パイがどんどん減っていくのですから。
それを少しでも早く理解して準備を始める必要があります。
個人で自分の年金をつくることです。
これが個人年金=転ばぬ先の杖です。
準備を始める年齢は関係ありません。
たとえ既に転んでしまったとしても大丈夫です。
気づいた時点で始めれば間に合います。
■今からでも間に合う転ばぬ先の杖
⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1798