クイズの前に楽しいウンチク
■より魅惑的なあなたの写真を撮影する方法
「脳科学マーケティング100の心理技術」の
著者ロジャー・ドゥーリ―は、
人気ブログ「Neuromarketing(ニューロマーケティング)」
の執筆者でもあります。
その人気ブログからひとつご紹介します。
まず、アルコール飲料の入ったグラスを手に持ってください。
ちょっと飲むのもいいですね。
その状態で隣のパートナーにあなたのポートレートを撮影してもらいましょう。
すると、より魅惑的なあなたを撮影できるのだそうです。
これはブリストル大学の脳科学研究者により明らかにされました。
アルコールに弱い方にはおすすめできませんが、
少し飲んだ状態で、
しかもグラスを持ったまま撮影するだけで
もっと魅惑的なあなたを演出できます。
男性にも女性にも同じく、いい結果が得られるようです。
その理由や詳細はこちらのブログをご覧ください。
↓
http://www.neurosciencemarketing.com/blog/articles/be-more-attractive.htm
人物だけの写真にするときはグラス部分をカットして。
さて脳科学マーケティングなんて難しい言葉ですが、
ちょっとクイズにお付き合いください。
■一番多く注文が取れるのはどれ?
レストランのメニューからクイズです!
次の3つの料金表示うち、
一番多く注文が取れたのはどれでしょう?
(1) ¥記号をつけた数字で表示:¥1,200
(2) ¥記号をつけない数字表示:1200
(3) 文字で説明:千二百円
少しの間、考えてみてください。
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それでは、時間になりました。
(2)を選んだあなたはお見事、 正解です!
あなたは、脳科学の視点で何が最高の成果を生むのかを 理解している
数少ない人かもしれません。
不正解だったあなた、
気にすることはありません。
なぜなら、正解者の中でも
(2)が一番多く注文がとれる理由まで
説明できる人はほとんどいないからです。
その理由は
↓
http://directlink.jp/tracking/af/1411540/618KEzfw/
■すぐに役立つ脳科学マーケティング
さて、では次のクイズ
<クイズ2>
価格が適正と感じなければ、
脳は痛みを感じるようにできています。
回転寿しやタクシーの料金など、
1回1回の消費で料金が上がっていくのを
お客さんが目にする販売方法は最悪です!
それでは、脳の痛みを最小限におさえるための
鎮痛剤ともいえる販売方法は?
⇒正解:●●●(本書P22)
<クイズ3>
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の五感を刺激して売ると
効果があると言われていますが、
五感の中で、
飲食店において最大の効果を発揮するのはどれでしょうか?
男性の80%、女性の90%がこの刺激をきっかけに
鮮烈な記憶がよみがえる体験をしています。
これを利用しない手はありません。
⇒正解:●●●(本書P63)
<クイズ4>
経営上の最大の悩みの一つ、
お客さんからのクレームを事前に防ぐため、
絶対におさえておくべきポイントは?
これを行っていた病院では、
医者の過失により被害を受けた人の大半は
訴訟を起こさなかったそうです。
⇒正解:●●●(本書P156)
その回答はこちらに
↓
http://directlink.jp/tracking/af/1411540/618KEzfw/
さて、このような実用的なマーケティング手法が
100も列挙されているだけでなく、
そのひとつ一つが非常に簡潔に纏められているので
あなたの仕事にピッタリのページを見つけることができます。
著者ロジャー・ドゥーリ―は言います。
ニューロマーケティングとは、
要するに脳の働きを理解し、
その知識を活用してマーケティングと
商品の両方を改善することだ。
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- 2016年06月03日
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- ニューロマーケティング, 広告, 心理学, 方法, 無意識, 脳, 脳科学, 行動科学, 販売, 顧客
顧客の脳を支配する
■20ドルのハンバーガー
上の画像は何だと思いますか?
これは、ハンバーガーを約20ドルで売るためのメニューです。
アムステルダムの高級ホテルでのケースですが、
商品はハンバーガーですよ!
高級ホテルでは
もちろんハンバーガーの単価も高くなるのでしょうが、
これは、お客に高いと思わせずに
注文させるためのメニューなんです。
これがニューロマーケティングです。
この事例は以下で紹介するロジャー・ドゥーリーのブログ
「ニューロマーケティング」からの引用です
⇒ http://www.neurosciencemarketing.com/blog/articles/sell-20-burger.htm
■なんと95%も!
さて、本題です。
「私たちの思考、感情、学習の95%は意識されることなく生じている」
こう言ったのは、
ハーバード大学のマーケティング学の教授ジェラルド・ザルトマンです。
人の脳というのは不思議なもので、
普段私たちは頭を使って考えて行動しているように思えますが、
実はほとんどの行動というのは無意識の内になされています。
実際、朝起きて歯を磨き服を着て会社に行く、、
といった行動を必死に考える人はいないでしょう。
つまり、好むと好まざるとにかかわらず
人の行動の95%は無意識のうちに決定されているのです。
そして、この95%の無意識の力を
マーケティングや広告・販売戦術に活用することはできないのか?
そう考えたのが、先ほどの人気ブログ
「Neuromarketing(ニューロマーケティング)」
の執筆者、ロジャー・ドゥーリーです。
ドゥーリーは、カタログ販売のマーケターとして
マーケティングの世界で頭角を現しました。
また、脳科学や行動科学に興味を持つようになり、
独自に脳科学の最新知識をマーケティングの分野に活用した
「ニューロマーケティング」を研究し、
この分野の第一人者となったのです。
■脳科学マーケティング 100の心理技術
そして、ニューロマーケティングの
数々の研究結果をまとめたのが
この脳と心の科学本
「脳科学マーケティング 100の心理技術」
というわけです。
価格が脳に与える影響や男性脳、女性脳の攻略法、
ケチな人に売る方法などなど、
目次を見るだけでも
心理学や行動科学を元にした
大変興味深い内容が満載なのが分かります。
100心理技術のタイトルのとおり、
100の実用事例が掲載されています。
学術書ではありません。
実用書なのですぐにでも役に立つでしょう。
私も読みましたが、
非常にオススメの本なので
是非、チェックしてみてください。
↓
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<関連推薦書籍>
- 2016年03月24日
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どちらの効果が高そうでしょうか?
(画像は朝日新聞デジタルより転載)
脳科学マーケティング100の心理技術
■フレーミング効果
あなたは脳腫瘍で手術しなければなりません。
手術をしないと余命は1年と告げられました。
ここで2つの病院があります。
A病院の先生
「死亡する可能性もありますが、生存率95%の手術です。」
B病院の先生
「受けた患者の20人に1人が死亡する手術です。」
あなたはどちらの手術を受けますか?
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勘の鋭い人ならもうお気づきだとは思いますが、
この2つは数学的には全く同じ確率です。
しかし、これを見たほとんどの人が
B病院の方をより危険だと感じています。
これは「フレーミング効果」を応用したものです。
■ポジティブかネガティブか
「脳科学マーケティング100の心理技術」
P.237より抜粋。
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ツヴァイクは、情報の提示のされ方によって
解釈のされ方が異なること ──
すなわち「フレーミング効果」について、
時間をかけて説明している。
それ に関する驚きの例の1つが、
数字をパーセンテージで示す場合と
絶対数で示す場合の違いだ。
ツヴァイクによれば、
「10%」と「10人中1人」といった
微妙な表記の違いでも、
読む人は異なる反応を示すそうだ。
そして例としてこのような実験を挙げている。
それは精神科医に、このような患者を退院させるかと
尋ねる実験で、
「6カ月以内に暴力行為を起こす確率が20%の患者」に対して、
退院させると答えた精神科医は79%だったが、
「100件中20件の割合で6カ月以内に暴力行為を起こすような患者」
という表現にすると、
退院させると答えたのは59%になったという。
また別の実験では、
「罹患した人1万人中1286人が死亡する」ガンのほうが
「死亡率12.86%」のガンよりも
危険性を32%高く感じる
という結果が出 ている。
この違いは、人数で示したほうが
人としての現実味を感じさせることからくる。
「2%の確率で不運に見舞われる」と聞くと、低く感じられるが、
「100人中2人が被害に遭う」と聞くと、
脳は実在する2人の人がケガをすることを想像してしまうのだ。
自社商品やサービスの長所を説明するときの数字は、絶対数のほうが 効果大だ。
実数には無意識に人の脳を働かせるパワーがあり、
パーセンテージ表記には人に考えさせないパワーがある。
要するに、
ポジティブなこと:実数をつかう
ネガティブなこと:パーセンテージをつかう
というルールである。
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あなたのお店の数字や、ホームページや広告の数字にも
今すぐこの法則を試して見てください。
■他の99個のアイデアはこちら
http://ow.ly/3zpR2B
『「賢いマーケティング」とは、
あなたの脳を使うことだけではない。
あなたの顧客の脳を使うことでもあるのだ!』
この本の著者ロジャー・ドゥーリーは言っています。
非常にオススメの本なので
是非、チェックしてみてください。
■著者紹介
ロジャー・ドゥーリ―(Roger Dooley)
マーケティング・コンサルタント会社「ドゥーリー・ダイレクト社」の創業者であり、人気ブログ「Neuromarketing(ニューロマーケティング)の執筆者。
コミュニティ・アーキテクト&サイトストラテジスト。カタログ販売のマーケタとしてマーケティングの世界で頭角を現す。
IT ビジネスに進出するかたわら、脳科学、行動科学に興味を持つようになり、独自に脳科学の最新知識をマーケティングの世界に活用した「ニューロマーケティング」を研究し、第一人者となる。
オンラインコミュニティの構築、Web プロモーション、検索エンジンマーケティング、ダイレクトマーケティング、マーケティング戦略、ソーシャルネットワークに至るまで、幅広い分野に精通している。
クライアントは、「フォーチュン500」企業から小規模のe コマース企業まで幅広く、最新の脳科学と行動科学から導き出した、クライアントのためのよりよいマーケティングを提唱している。
ニューロマーケティングの「宣教師」として執筆や講演なども積極的に行い、その発言は主要メディアで頻繁に引用されている。
カーネギー・メロン大学より工学の学位、テネシー大学より経営学修士(MBA)を取得。テキサス州オースティン在住。