- 2013年06月19日
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ウソとトリックだらけの葬儀業界に騙されるな
ー別冊宝島 「コワ〜い葬儀の話 はじめに」抜粋ー
「命あるものは、いつか必ず死ぬ」
悲しいことだが、これは紛れもない事実。そして「死に方」や「死後の供養」にこだわるのは、この世の全ての生き物の中で人間だけである。社会のシステムと人間関係のあり方が、「葬式」という儀式を必要とする方向に進化してきたとも言える。
近年、日本における葬儀の平均費用は231万円、という世界最高の金額がはじきだされた。この数字はさまざまな波紋を呼び、葬儀費用の透明化、低料金化が葬儀業界全体の流れとなってきた。
しかし、ほとんどの人にとって、葬儀をあげる(喪主になる)のは一生に一度か二度。動揺と悲しみのさなかで、冷静な判断を下すことは難しい。そこに、葬儀をめぐる様々なトラブルの種が潜んでいる。
「皆、このくらいお金をかけている」
「故人への最後の孝行なのだから、できるだけよいものを選んだほうが‥‥」
一部の葬儀業者は、そんな常套句で遺族から大金を引き出そうとする。しかし、何十万円もする棺や祭壇は、本当に必要なのか?
また、ダイレクトメールやインターネットに氾濫する、左のような(原文のとおり)フレーズ。
「会員特典で豪華祭壇が無料に!」
「葬儀一式セットプラン30万円!」
「ニーズに合わせた自由な家族葬プラン」
これらの宣伝文句は真実なのだろうか? 葬儀の事前見積りには不透明な点が多く、経験のない遺族には業者のトークや未記載事項の多い見積書から、実際にかかる金額を算出するのはほぼ不可能。
その結果、
………
この本にはかなり衝撃的な事例が載っています。
それらが全て事実だとは断言できませんが、
この「はじめに」の文章は
確かに今の葬儀業界の一面を示しています。
葬儀トラブルについては、
週刊ダイアモンド、日経、NHK……等々
マスコミでも大きく報道されています。
自分や両親が元気なうちに
終末について考えることは現実味がないように思えます。
しかし、死は突然やってくることが多いのです。
その時に慌てないために、
遺族が本当に心温まる葬儀をあげるために、
そして、無駄に大金を失わないために
今から準備しておくことが大切です。
- 2013年06月03日
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- 2015年問題, ラポール倶楽部, 互助会, 危機, 問題, 安心, 解約, 訴訟, 説明会
葬祭互助会の存続を危うくする3つの問題
以前、互助会に入っていても葬儀代には到底足りない。
という事例をご紹介しました。
では、互助会の実情はどうなっているのでしょうか?
これも、週刊ダイヤモンドの同記事からご紹介します。
契約者が積立金として互助会に払い込んだ前受金の総額は、
なんと約2兆3000億円!
そして契約者数は実に約2400万人に上っているといいます。
私の父と同じように、
あなた、またはあなたのご両親もこのうちの一人ではありませんか?
長らく右肩上がりで成長してきた互助会ですが、
全国の互助会数は1986年3月末の415社をピークに、
2012年3月末で292社にまで減少しています。
さらに今、この互助会に懸念すべき3つの事態が進行しているのです。
* * * * *
■1つ目は解約手数料をめぐる訴訟です。
多くの互助会では解約の際、
「平均で積立金の20%弱」(全日本冠婚葬祭互助協会〈全互協〉)の解約手数料を差し引いているのです。
知っていましたか?
積立金に利息がつかない上に、満期解約時に20%近い手数料を取られることを!
たとえば50万円を積み立てたにもかかわらず、
そのカネを互助会の冠婚葬祭費用に使わずに解約しようとすると10万円もの額が差し引かれてしまうのです。
これが明るみになるにつれ、訴訟も起きています。
消費者支援機構福岡の理事で司法書士の安河内肇氏は、
「使用差し止めが認められれば、過去にさかのぼって解約手数料の過払い返還訴訟が相次ぐ可能性がある」といいます。
1人当たりの返還額は数万円でも、2400万人という契約者の一部が解約に乗り出せば、互助会各社への影響は甚大です。
■2つ目は、満期解約ではなく、契約を中断した場合です。
契約者が満期に至る前に死亡等で中断する契約は相当数に上るとみられています。
こうした「長寿会員」や「不在会員」の契約金には、
経済産業省の指導が入り、
国税庁は「課税対象埋蔵金」としてターゲットにしています。
例えば、互助会の前受金は2兆3000億円。
仮に1割を雑収入として計上すれば、支払う税金も莫大になりますね。
いままで曖昧にされていた積立金の上に胡座をかいていた互助会は
これらが実現すると、大変なダメージを受けることになります。
■3つ目が互助会の監督官庁である経産省による財務改善の要求です。
いかに今まで不明朗だったかということでしょう。
経産省は10~15年度の「立ち入り検査方針」として、
各社に財務改善を求めています。
詳細は記事を参照していただきますが、
結果的には弱小互助会の廃業を促す2015年問題となるでしょう。
これらの要因で互助会が経営破綻すれば、
契約者の前受金は全額を保全されない可能性があるのです。
週刊ダイヤモンドの記事はこう結んでいます。
▼
互助会にとって喫緊の課題は経営の健全化と信用の回復である。
トラブルの続発、情報開示の消極姿勢、それを長らく放置してきた経産省などの実態が改善されない限り、
互助会への不信感が高まるのは必至であり、その結果、互助会離れが増加する可能性がある。
* * * * *
これまで互助会の抱える問題についてお知らせしてきました。
しかしこれらのことをどのように話しても、
父は互助会に厚い信頼をおいています。
高齢の両親をお持ちの方の状況は、多かれ少なかれ同じではないでしょうか。
私は、それはそれで良しと思います。
このままでは足りない葬儀費用は私が工面すればいい。
それだけのことです。
そのために、自分で勉強して最良の選択をしました。
それが安心の家族葬「ラポール葬」を使うことでした。
長くなりました。今回はこれで失礼します。
* * * * *
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文責 安心生活 新井和弘
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こんにちは。安心生活の新井和弘です。
今回は大変なときに、追い打ちをかけられたらどうしよう。
という話題です。
葬儀代の不足額が70万円!
万が一の時のために、
互助会に積み立てをしている人は
全国で2400万人にもなります。
これだけの契約者がいるのだから、
契約して、きちんと払い込みを続けていれば
葬儀費用の心配はいらない。
残した家族に迷惑はかけることはない。
と思っている人は多いでしょう。
なぜなら、それこそがまさに互助会というもの!
ところがいざ葬儀を執り行うと
現実との乖離に愕然とすることになるのです。
以下の文章をご覧ください。
前回リンクで紹介した
週間ダイアモンド1月15日号からの引用です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
京都府に住むAさんの父親は長年にわたり、大手互助会の契約者として毎月数千円のカネを払い続けてきた。その額は合計40万円以上。さらに「年利7%相当の割り増しサービスも付く」と言われていた。
将来の葬儀代はすべて賄えるものと安心していた。
そして昨年末にAさんの父親が亡くなった。葬儀後、大手互助会から送られてきた請求書を見て、Aさんはあぜんとする。葬儀代の不足額が70万円というのだ。
だが、請求内容を見ると、互助会契約者の特典として、勝手に葬儀の祭壇をランクアップするなど、不明朗な点が多い。葬儀の混乱からようやく冷静さを取り戻したAさんは、だまされたとの思いから怒りが込み上げてきた。
http://diamond.jp/articles/-/30497
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
前回は、一度は葬儀の見積もりを取ることをお勧めしました。
理由は、婚礼と異なり死は突然の出来事です。
その時になって、
見積もりを取れる余裕はないでしょうから。
そして葬儀終了後、
疲れ切った喪主に
とんでもない請求書が渡されるのです。
この費用を右から左へ払える方は問題ありません。
でも、多くの家庭にとっては
重くのしかかる出費になるのです。
全国の葬儀費用の平均は
約200万円です。(2010年日本消費者協会)
互助会の掛金が満額下りても、到底足りる金額ではありません。
この平均額から見ると、
週間ダイアモンドの例は
まだ不足額が少なくて助かった!
と言えるのかもしれません。
葬儀は人生において
家、婚礼、車と並ぶ高額商品です。
そして、家や車を持たない選択は可能ですが
死は誰にでも100%訪れるのです。
最近、葬儀保険のCMをよく見ませんか?
真の相互扶助による家族葬、
その必要性が高まっているからに他なりません。
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■ラポール倶楽部メインサイトはこちら(6月1日リニューアルオープンです)。
■ラポール倶楽部の説明会が全国各地で開催されています。詳細を聞くことができます。
あなたの生涯ビジネスとして取り組むこともできます。
直近は6/4です。参加希望の方は、事前に私までご連絡ください。
◎6/4(火)【北海道】
13:30~ 事業説明会
講師:野村執行役員
会場:札幌産業振興センター
(札幌市白石区東札幌5条1-1-1)
TEL:011-820-3033
◎6/10(月)【長野】
13:30~ 事業説明会
講師:野村執行役員
会場:上田市技術研修センター
(上田市下之郷812番地10)
TEL:0268-39-1555
◎6/16(日)【東京】
13:30~ 事業説明会
講師:野村執行役員
15:00~ 社長講演会
講師:代表取締役 山本弘人
会場:アリアル五反田駅前会議室
(品川区西五反田1-2-9アリアル五反田駅前ビル)
TEL:03-5759-8336
他は安心生活サイトでごらんください。
文責 安心生活 新井和弘
流石にこの歳になると、
自分の親族も含め、経験した葬儀は数知れず。
本葬や、特に御斎に参列させて頂いて、
いつも感じることがある。
ご親族の悲しみや如何ばかりか……
というセリフとは裏腹に
ご親族は葬儀の取り回しと接待で、悲しんでいる暇なんかない。
というのが実情です。
いつも感じます。
こんな葬式でいいの? と……。
そして、さらに
この葬儀業界にはいろいろな問題があるようです。
故人を送る神聖かつ厳粛な場を、
ご親族のために取り戻すことが、
今最も必要な事だと感じる毎日です。
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