【図解】葬儀費用ってどのくらいかかると思いますか?
【図解】葬儀費用ってどのくらいかかると思いますか?
今回は簡単に、図でご覧下さい。
■お葬式費用はどれくらいかかる?
これは消費者協会調査の日本全国の平均の金額です。
ちなみに最高額は8,100,000円、最低額は200,000円だそうです。
また地域によっても大小はありますが、平均約200万円といったところでしょう。
これが多いか少ないかということを、他の国と比較してみましょう。
■世界の葬儀費用
先進国とお隣の国の数値と比較してください。
葬儀儀式の違いもありますが、日本は世界一の高額葬儀大国といえるでしょう。
普段、私たちは葬儀料金がそんなに高額だとは思っていないのではないでしょうか。
今回は葬儀料金だけをピックアップし、簡単に比較してみました。
感覚的に日本の葬儀の状況がご理解いただけたと思います。
では、次回は日本はなぜそんなに葬儀料金が高いのか?
その理由をお話しようと思います。
自分で金を払って囲い込まれている…変じゃありませんか?
自分で金を払って囲い込まれている…変じゃありませんか?
流石に最近は少なくなったと思いますが、
かつての互助会の勧誘員のトークには、かなり強引なものがありました。
例えば、
「月3,000円の積立で、子どもたちに迷惑をかけずに旅立つことができますよ。」
「積立金で葬儀費用が概ねまかなえます。」
「通常80万円の葬儀費用が、会費積立で約半額になります。」
「心配をかけるから、ご家族には伏せたほうがいい。いざとなったら我々がちゃんと情報を得てご家族に説明します。」
まだ、こんなセリフで勧誘してきたら
即座に断ってください。
そして、過去に互助会に加入した時に
このようなセリフを聞いた覚えがあるなら、
今すぐ、あなたが考えている葬儀の見積りをとってください。
そして、積立金解約の手続きについて説明を受けてください。
少なくとも積立総額の20%近くを手数料として請求されるはずです。
それらの情報を基に今の互助会と縁を切るか否かは
あなたが判断してください。
以前のブログで書いたとおり、30万円程度の積立金では
通常の葬儀会社であげる一般的な仏式葬儀はできません。
約200万円の葬儀代のうち30万円分を、
10年かけて払い込んでいるに過ぎないのです。
(日本の葬儀費用平均金額198万円)
そして、互助会と繋がっている葬儀会社は、
この積立金であなたを囲い込んでいるのです。
変な話ですよね。
他の業界では、囲い込みコストは業界側が負担するのが当然なのに、
自分で金を払って、解約もままならず囲い込まれているなんて…。
ご一考を。
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素人を錯覚に誘い込む恐怖の「見積書」
素人を錯覚に誘い込む恐怖の「見積書」
以前の投稿で、
一度は葬儀の見積もりを取ることをお勧めしました。
しかしこんな記事を見ると、
見積もりを取るだけでは安心できないことが分かります。
別冊宝島「コワ~い葬儀の話」からの引用です。
葬儀相談員(リリーフ代表)の市川氏は、とある講演会で、喪主経験者の男性から以下のような訴えを受けたことがある。
その内容は、「300万円の予算で見積もりを取り納得がいったので葬儀を頼んだ。が、事後に請求された金額は倍の600万円。裁判を起こしたいのでアドバイスが欲しい」というもの。
市川氏は、裁判は負けるからお勧めしない。と即答したそうだ。
何故でしょうか?
見積書の「葬儀一式」の欄に書いてある料金は
祭壇、棺、納棺、保管料、司会進行などしかないのです。
実は、「葬儀一式」に含まれない大きな請求項目があります。
それは飲食費、車両代、返礼品代、
さらに式場利用料、火葬料、休憩室使用料など。
それらは「葬儀一式」とは別欄に、
あるいは「業者立て替え金」として記載されていました。
これらの金額を加算すると確かに600万円台になるのです。
(なんとお布施は入っていません!)
市川氏は言います。
「葬儀業界の見積書を他の商取引の見積書と同じに考えたらダメ。経験のない方はまず、合計金額の欄を見て署名捺印をしてしまうんですね。書類としてはその内容全てに同意したことになるので、裁判にはまず勝てないんです。」
大切な人が亡くなったとき、
葬儀の見積もりにしっかり目を通すことは、なかなかできないものです。
後悔しないために、今から知っておく事は大変重要です。
知らなかったために、ご家族全体で一千万円近い
ムダな支出を強いられる恐れがあります。
大切な人とのお別れに際して、
不要なトラブルは避けて欲しいのです。