身体に「良い糖」と「悪い糖」がある!

 糖類や糖質といった言葉が食品に表示されているが、わかったようでわかっていない人が多いはずです。
糖質は消化吸収されてエネルギーになるもので、消化されない食物繊維と合わせて炭水化物と呼びます。糖質はいわゆる砂糖(ショ糖)のほか、米、小麦といった穀類や芋類にも含まれています。
 下図のように、糖質はでんぷんと糖類に大きく分けられる。糖類はさらに単糖類と2糖類に細分される。
 単糖類に分解された糖質は、小腸で吸収されたのち、肝臓に運ばれ、すべてブドウ糖になります。


★出来るだけ避けたい糖類
 白くするために精製を繰り返したり、人工的に糖類を生成したりするとほかの栄養素が失われ、血糖値上昇以外の健康リスクも高まる
 ・砂糖(上白糖)
  精製される段階でミネラルやビタミン、食物繊維が失われていて、ほとんどが糖質。脂肪になりやすく生活習慣病を招きやすい。
  身体を冷やす食材のひとつで、免疫力低下や冷え性の原因になる。
 ・果糖ブドウ糖液糖
  トウモロコシのでんぷんなどからブドウ糖と果糖を抽出して作られた人工甘味料で、「異性化糖」と呼ばれるもののひとつ。
  安価で甘みが強い液体なのでコーラやサイダーなど多くの清涼飲料水に多用されている。ガムシロップの正体もこれ。体重増加や生活習慣病など様々な弊害を引き起こしてしまう。

★身体に優しくおいしい糖類
 糖類のなかには、比較的吸収が遅く、栄養価が高いものもあります。
 ・てんさい糖
  てん菜から抽出、ろ過して集めた糖分。日常生活で不足しがちなミネラルやカルシウム、腸に良いとされるオリゴ糖を含んでいる。
 ・生はちみつ
  生はちみつとは手作業で収穫し、加熱処理をしていないはちみつのこと。熱を加えていないためビタミンやミネラルなどが豊富に含まれている。

フルーツの摂りすぎにも注意を!
 近年の研究では、フルーツに多く含まれる果糖が、体内でたんぱく質と結びついて血管を傷つけるようです。


グルカン坊やからの一言
私の名前のグルカンとは多糖類の意味があります。黒酵母か生まれたグルカンは単糖類が10万個以上結びついた多糖類で高分子です。




“健康常識”はウソだらけ から・・・・!?

免疫学の国際的権威である順天堂大学医学部教授 奥村 康先生の著書「“健康常識”はウソだらけ」から「病気と免疫の関係」についてわかり易く解説します。

毎月第3水曜日に行われています、栗が丘クリニック健康講座も今月で80回を迎えます。
今月のテーマは1部で荒井院長「うつ対策」についてお話します。
2部で返町昌夫氏が「病気と免疫の関係」についてわかり易く解説します。

この時期は気温の上下が激しく、体調管理が大変です!風邪を引き易く長引く傾向にあります。やはり、免疫が低下しているようです?!
免疫!免疫!!とよく聞きますがどんなこと?免疫を上げるにはどうすればいいの?などなど奥村先生のお考えを著書を通して、わかり易くユニークな話が聞けます。




予約は必要ありません。聴講は無料ですのでお気軽にご参加下さい。


免疫!大切ですよ(^0^) ・・・・グルカン坊やからの一言