医療専門誌 月刊『血圧』を読んでみたらスゴかった!

今週発売の週刊ポスト医療特集からお伝えします。
全国で1010万人が罹患する国民病「高血圧」に日々向き合い、最先端に切り込んでいる雑誌が月刊『血圧』です。

・高齢者の冬の実生活において、室温は外気温より強く血圧に関連し、室内の温度を上げたほうが高血圧予防に効果的。
・PM2.5が高くなると血圧も上がると発表されている。
・食塩摂取量と血圧の関係については、食塩感受性(食塩摂取で血圧が上がる体質)など診断が不可能であり、難しい。
・住居の標高が高い住民の食塩摂取量が多い傾向にあるようだ。
 などなど多彩な記事が掲載されているようです。

近年、TV,新聞や週刊誌などで積極的に健康情報が取り上げらtれていますが、何が正しい情報なのか選択が難しいですね。

知らないと寿命が縮む!「食事と健康」の新常識 週刊ポスト第2弾

先週に引き続き、週刊ポスト特集の第2弾をお知らせします。
科学的な研究や新しい発見によって、「かつての常識」は「非常識」に変わります。
ところが、長年の習慣が染みついている「食の常識」はなかなか変えられない。そこで、食の最新常識を調査してお知らせします。

*ひじきの鉄分が1/9に、切り干し大根の鉄分も1/3に。煮るための釜や包丁の材質が変わった。
*コーヒーは体に悪いと言われていましたが、2型糖尿病やパーキンソン病、肝臓がんや肝硬変を予防することが示唆されています。
*「うなぎと梅干し」の食べ合わせはむしろ積極的に組み合わせてもOKです。
*「しらすと大根おろし」は×です。魚類全般には必須アミノ酸のリジンが含まれていますが、大根にはリジンインヒビターという抗体が含まれ、リジンの吸収を妨げてしまうのです。
*「サンマと漬け物」も×です。魚を焼くとジメチルアミンという物質が出ますが、これが漬け物に含まれる亜硝酸ナトリウムと化合してニトロソアミンという発がん物質に変化してしまう可能性があります。

科学技術が日進月歩であるように、食の常識も研究者たちの調査や実験によって日々アップデートされています。過去に持て囃された常識が今や非常識になってしまったように、ここに記した「最新常識」が将来、否定される日が来ることもあります。
毎日口にするものだからこそ「思い込み」に注意したいものですね!