法人税減税は甘くない!猶予は5年。

5年後には赤字法人にも課税!

甘利再生相、法人税下げ「5年超のプランだとインパクトない」

 


[東京 9日 ロイター]

甘利明経済再生担当相は9日、段階的に法人税率を引き下げる案が浮上していることに関し、「5年を超えるプランだと(市場への)インパクトがない」と述べ、5年程度を念頭に、今の約35%の税率を30%を切る水準まで引き下げるべきとの考えを示した。閣議後の記者会見で語った。

甘利氏は会見の中で、法人税率について「(実効税率の引き下げが)法人税収の拡大につながるのが理想」と指摘。その上で「財政再建との整合性も大事。成長力が税収増をもたらす視点から、税収の上振れ分は成長に資するよう使うべき」と述べた。

一方、消費税率引き上げに伴う足元の消費動向について、けさの閣僚懇で報告したことを明らかにし、「自動車や家電などの耐久財に明確な改善は見られないが、スーパーや百貨店はマイナス幅が縮小しつつある」との認識を示した。また、環太平洋連携協定(TPP)に関し、甘利担当相は「12カ国が大筋合意するには日米の大筋合意が必須」と述べた。

(山口 貴也 編集:山川薫)


 

 

■赤字でも課税される?

赤字だろうが黒字だろうが、法人に対して課税できるのが外形標準課税です。

そもそも外形標準課税とは、

法人事業税は、企業がその活動を行うにあたって

地方自治体より各種の行政サービスの提供を受けていることから、

これに必要な経費を企業が分担すべきであるという考え方に

もとづく税であり、法人の事業そのものに課される税です。

現在、対象法人は資本金又は出資金額が1億円超の法人。

この課税枠を広げて、課税法人を増やそうとしています。

これは、アベノミクスの法人税減税とのバーターです。

前述の記事では、

「5年を超えるプランだと(市場への)インパクトがない」

と述べ、5年程度を念頭に、

今の約35%の税率を30%を切る水準まで引き下げるべきとしています。

 

■猶予は5年

5年という期間は、

アベノミクスのロードマップから逆算されたのでしょう。

今後、細かな調整(企業規模・資本金等)がされるとはいえ、

5年後には赤字でも課税されることになります

外形標準課税分を支払っても赤字にならないような

事業運営が必要になりますね。

 

■ゾンビ企業退治

・赤字を慢性的に続けている企業、

・経費の水増しで故意に赤字にして税金を払わない企業

・市場から退場を促される業界

等々のゾンビ企業には早く退場して頂いて、

その労働力などの経営資源を、成長産業にシフトするという

思惑もアベノミクスにはあるようです。

(もちろん公式発表しているわけではありませんが。)

それによって、税収をアップし国力を強くしなければ

日本沈没に繋がることになるのですから。

 

■影響は大?

 

ゾンビ企業・業界で働いている方にとっては

5年後には大変な時代が到来することになりそうです。

アベノミクスの労働移動政策がうまく機能して

失業率が上がらなければいいのですが、

切り替えの時期には職を失う人が激増するかもしれません。

何があっても耐えられるように、個人でも準備しておくことが必要です。

 

■転ばぬ先の杖

401Kのように自己責任で自分の年金を創る制度があります。

ただ、これは一定以上の規模の企業でなければ採用することが困難です。

 

現在の年金制度も、

人口減で支給額は減額、支給開始年齢もさらに引き上げ。という状況です。

 

仕事をリタイヤしても生涯継続する安定収入があれば、

アベノミクスや社会情勢の変化に一喜一憂せずに済みます。

ひと月10万円でも20万円でも年金にプラスできる収入があれば

安心生活が送れますね。

 

あなたがもうリタイヤしていても、外に仕事に出られなくても、

非正規雇用で将来が不安な状況でも、

安心生活を送るための継続収入を持つことができます。

 

それが転ばぬ先の杖です。

⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1798

 

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NOU86_tokainonagame500

日本がなくなる?!「全国1800市区町村別・2040年人口推計結果」

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消滅する可能性がある市区町村は全国に896!

2040年に896自治体で若年女性半減、消滅の可能性=有識者会議推計

 

2014-5-22再編集、再掲載しました。


[東京 8日 ロイター]

日本創成会議の人口減少問題検討分科会は8日、「全国1800市区町村別・2040年人口推計結果」を公表した。

全国1800市区町村別・2040年人口推計結果 
これによると、地方からの人口流出が続く前提で、2040年にまでに若年女性(20─39歳)の人口が50%以上減少し、消滅する可能性がある市区町村は全国に896あり、なかでも人口が1万人未満で消滅の可能性が高い市町村は532にのぼるという結果となった。

全国の1800市区町村を対象に、人口移動を前提にそれぞれの地域の人口がどうなるかを推計した調査は初めて。

全体のほぼ半数の市区町村が消滅の可能性があるという事実が明らかになった。

 
増田座長は

「2040年に人口が2000万人減るという推計は出ていた。
それがどの市町村でどう起きていくかの推計はこれまでなかった。
対策は地域ごとに違う。的確に対策を講じるには推計を明らかにする
意味があると思った」

と指摘。

「半数の自治体が人口が増える可能性はないという事実にショックを受ける。
対策を1年でも早くとらなければいけない」

と述べている。

(後略)


 

 

■人口減少の状況

⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1728
(山梨県が消えていく?)

に詳しく記してありますが、

自治体ごとの減少の状態が明らかになったことは、

今後の国や各自治体の政策に大きな影響を与えるでしょう。

 

その政策とは、もちろん

①少子化対策

②人口流出対策(首都一極集中抑止策)

ということになります。

 

■日本の出生率

数字上だけで述べてみます。

人口置換水準の出生率を知っていますか。これが2.1という数字です。

これは便宜上、1人の女性の生涯の平均出生数で計算します。

なぜ1.0ではなくて、2.1か?

出産のできない人口、つまり男性全員と出産年齢以前に亡くなる人口などの分、1.1が上乗せされているからです。

この2.1が確保できれば国や社会の人口は維持され、確保できなければ減っていきます。

現在の日本の合計特殊出生率は1.4ですから1世代を経過すると若年人口は急速に減ります。

その減り具合はなんと約67%(3分の2)です。

厚生労働省の人口推計では、2060年には日本の人口は9000万人を割り込むと推計されています。

 

■女性の活用のために

アベノミクスでは女性の雇用を進め、労働力減少をストップしようとしています。

ただし、ワークライフバランスや少子化対策をしっかり取らないと

少子化に一層拍車をかけることになります。

⇒ http://www.huffingtonpost.jp/seiko-noda/post_4713_b_3198170.html
(野田聖子:アベノミクス、成長戦略は女性活用)

 

政策を誤ると、日本の経済をさらに縮小させ、

国家のカタチ自体を壊しかねない状況が発生するかもしれません。

仕事と子育ての両立を今こそ真剣に考えなくてはなりませんね。

 

■安心生活のために

日本がどのような状況になっても、

安心して生活できる方法を持っておく必要があります。

401K制度のように自己責任で自分の年金を創る方法もあります。

ただ、これは一定以上の規模の企業でなければ採用することが困難です。

 

現在の年金制度も、

人口減で支給額は減額、支給開始年齢もさらに引き上げ。という状況です。

 

仕事をリタイヤしても生涯継続する安定収入があれば、

アベノミクスや社会情勢の変化に一喜一憂せずに済みます。

ひと月10万円でも20万円でも年金にプラスできる収入があれば

安心生活が送れますね。

 

あなたがもうリタイヤしていても、外に仕事に出られなくても、

非正規雇用で将来が不安な状況でも、

安心生活を送るための継続収入を持つことができます。

 

それが転ばぬ先の杖です。

⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1798

 

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「残業代出てますか?」取引先チェックします

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「残業代出てますか?」取引先チェックします

▼データソース:読売新聞 5月8日(木)▼------------

取引先の労働環境を厳しくチェックする取り組みが、大手企業を中心に広がっている。
 
劣悪な環境で従業員を働かせる会社と取引することは、自社の信用も低下させるとの危機感が強まっているためだ。CSR調達と呼ばれる活動の一環だが、海外では、こうした会社との取引が不買運動につながったケースもあり、専門家は「取り組みは今後さらに加速するだろう」と指摘している。
 
 
◆自社の信用を守る狙いも

凸版印刷(東京都千代田区)は今年1月、セクハラ・パワハラ防止や職場の安全対策、適切な賃金の支払いなどを盛り込んだ新しいCSR調達の指針を定め、約3000社の取引先向けに説明会をスタートさせた。「残業代はきちんと割り増しで払っていますか」。説明会では取引先に指針の順守を求め、アンケート調査で課題が見つかれば、取引先に直接出向いて、改善を促すという。
 
取引先に担当者を派遣して実態を確認する同様の取り組みは、ニコン(千代田区)やミズノ(大阪市)、東芝(東京都港区)などでも行われており、富士フイルム(同)は昨年度、取引先がインターネット上で指針の順守状況を自主点検できる新システムを導入した。
 
凸版印刷の山本正己・CSR推進室長は、「最近、海外の取引先から、我が社の労働環境について問い合わせを受けることが多くなり、取り組み強化が必要だと考えた」と話す。
 
企業からの委託で労働のルールなどが守られているかを調査する検査会社グループの「SGSジャパン」(横浜市)には近年、海外を中心に調査依頼が増えており、昨年は日本国内も含めて前年より約1割多い依頼があったという。
 
労働者側もこうした動きを歓迎しており、連合の川島千裕・総合政策局長は「取引先を含めた労働環境の全体的な底上げにつながる。労働環境を守っている企業の製品が選ばれるよう、消費者の意識も高める必要がある」と話している。
 
◆CSR調達=社会問題に関する企業の積極的な活動を指すCSR(Corporate Social Responsibility)の一つ。
 
企業が従業員の労働環境や人権、環境保全などについて行動ルールを定め、そのルールを守る取引先から製品の材料やサービスを調達しようとする取り組み。

-----------------------------

 

■とは言いつつコストダウン要請も

自社の信用よりコスト競争が重要として消費税アップ後にもかかわらず

下請け企業にコストカット要請をする大企業もまだまだ多いのです。

⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1712

 

 

■アベノミクスで残業代がなくなる?

余談ですが、残業代などを規定しない雇用の形が提案されています。

これが「ホワイトカラー・エグゼンプション」です。

時間ではなくて、成果で評価される新たな労働時間制度です。

残業代を払わない制度だ、というような報道のされ方を

する場合がありますが、本来能力の高いホワイトカラーを

長時間労働から解放するための制度とされています。

対象は管理職などの個人で予定を組んで仕事ができるポジションで、

年収800万円超の方々が対象です。

勤務が個人の裁量に委ねられるので働き方の幅が広がる、

残業代込みの年収設定で優秀な社員にはモチベーションの

上がる待遇が期待できることなどがあります。

 

■安心生活のために 

日本がどのような状況になっても、

安心して生活できる方法を持っておく必要があります。

401K制度のように自己責任で自分の年金を創る方法もあります。

ただ、これは一定以上の規模の企業でなければ採用することが困難です。

 

現在の年金制度も、

人口減で支給額は減額、支給開始年齢もさらに引き上げ。という状況です。

 

仕事をリタイヤしても生涯継続する安定収入があれば、

アベノミクスや社会情勢の変化に一喜一憂せずに済みます。

ひと月10万円でも20万円でも年金にプラスできる収入があれば

安心生活が送れますね。

 

あなたがもうリタイヤしていても、外に仕事に出られなくても、

非正規雇用で将来が不安な状況でも、

安心生活を送るための継続収入を持つことができます。

 

それが転ばぬ先の杖です。

⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1798

 

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20130907-163731.jpg

待っているだけでは食いっぱぐれるアベノミクス

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アベノミクスは日本を救うのか

―実体経済への効果を検証―

 

ロイター5-7gateway

 

■アベノミクスと実体経済

このグラフを見れば、

アベノミクスの行程はさほど間違っていないことが分かります。

 

そして、アベノミクス政策以外に

この株価上昇を生み出す方法はなかったと思われます。

人生と同じく一度に二つの選択はできません。

その意味では、日本人は賢い選択をしたと言えるでしょう。

 

さらに、昨日(5/7)掲載のグラフからも、

アベノミクスが概ね狙い通りに進んでいるのが分かります。

⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1944

 

■タイムラグ

とはいえ、国民全体へのプラスの経済効果の波及(給与アップ)は

最初にアナウンスされた通り「遅れてついてくる」状況です。

 

懸念されるのは、この「遅れ」=「タイムラグ」の間に

私たちの収入と支出のアンバランスが一層大きくなることです。

 

大企業のような賃上げは、まだまだ国民全体には及んでいませんし

給与の上昇が足踏みする間に、消費税の更なるアップ、

物価の上昇、配偶者控除廃止などの補助制度の変更・・・

が私たちに二重三重のダメージを与えることになります。

 

アベノミクスはまだ一年が経過したところ。

強い日本の実現にはまだまだ紆余曲折があるでしょう。

 

待っているだけでは、食いっぱぐれる事態になるかもしれません。

 

■転ばぬ先の杖

401Kのように自己責任で自分の年金を創る制度があります。

ただ、これは一定以上の規模の企業でなければ採用することが困難です。

 

現在の年金制度も、

人口減で支給額は減額、支給開始年齢もさらに引き上げ。という状況です。

 

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非正規雇用で将来が不安な状況でも、

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⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1798

 

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セルフセーフティーネットが必要-アベノミクスの1年の成績表-

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アベノミクスの1年の成績表

 

 

消費税増税後の黄金週間も終わり、

いよいよアベノミクスの効果や影響が

私たちの生活に現れてきます。

そこで、「アベノミクスの1年の成績表」を掲載します。
(データソース:ロイター)

ロイター5-7abenomics

このグラフを見ると、

 

■実質GDP成長率は、

消費税増税前の駆け込み需要が発生した

2014年1-3月期のデータが出ていないので

減少傾向のままですが、4月や黄金週間の動向を見ると

消費税アップ後の影響がさほど顕著ではないと言われています。

これは嬉しい誤算と言えるでしょう。

 

■コアインフレ率は、

アベノミクスの狙った通りの動きを示しており、目標値の2%に緩やかに近づいています。

日銀のバックアップもあり、達成は困難ではないでしょう。

 

■完全失業率は

さらに、驚くのは完全失業率の順調な低下です。

労働雇用調整金が3月31日で終了し、新たに3月から

スタートした労働移動支援助成金にシフトを始めています。

これは、同じ企業の中での労働者の雇用を守るという考え方から、

成長産業に必要な労働力をシフトしようというアベノミクスの成長戦略に則ったものです。

http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1602
(あなたの生活を直撃するかもしれない「労働移動支援助成金」大幅増とは。)

 

一時的に解雇が進むため、

完全失業率がアップする現象が出るところですが、今のところ出ていません。

原因は、円滑にシフトが進んでいるか、

あるいはその影響がまだ現れていないかですが、

株価に大きく影響する数値ですので動向を注視する必要があります。

 

■現金給与

これは3月時点で前年同月と同じという状況です。

賞与も含めた給与アップは4月以降のため、まだグラフには顕われていません。

報道などを見ると大手企業ではおおむねアップされるようです。

とはいえ、日本の企業の7割を占める中小零細企業の状況は

まだまだ好転しているとは言えません。厳しい状況が続いています。

⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1363
(やっぱり! アベノミクスで「実質賃金」下落か?)

⇒ http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/?p=1712
(大企業ベアでも、中小下請け企業にはコストダウン要請!)

 

結果が現れるのは年末以降になるのかもしれません。

 

■自己防衛のために

もしあなたが、70%の赤字企業、さらに30〜40万社の対象企業で働いているなら

自らを助けるセルフセーフティーネットを用意しておくことです。

それが「転ばぬ先の杖=個人年金」です。

 

■転ばぬ先の杖とは

http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/1798-1798

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法人税減税と引き換えになるのはゾンビ企業潰しか?

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ゾンビ企業潰しのアベノミクス

法人税減税と引き換えになるのはゾンビ企業潰しか?

 

法人減税をめぐって外形標準課税拡大の議論が政府税調でスタートしました。

アベノミクスの政策の一つ「ゾンビ企業退治」については、
以下に経緯を記してあります。

http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/1041-1041

 

では一体どのように退治するのでしょうか?

今回の政府税調で、「ゾンビ企業退治」の方法が具体的になってきました。

それは、黒字法人の法人税を減税する代わりに、赤字法人への課税を強化するプランです!

 

 

■外形標準課税枠の拡大

 

具体的には外形標準課税の枠を拡大することです。

 

外形標準課税とは、

資本金1億円超の大会社に対して事業税と課されている税金です。

 

これは利益に関係なく、

賃金や土地建物の額などに基づき課税を行うもので、

赤字法人もその対象となっています。

 

この外形標準課税の適用範囲を拡大して、

現在は課税されていない赤字法人まで対象にすることで、

法人税の実効税率を下げても

税収の減少を最小限に抑えることが可能になります。

 

 

■租税特別措置の廃止

 

また、租税特別措置など、

特定企業を優遇している税制を廃止することで、

課税ベースを拡大し、税収不足をカバーしようとしています。

 

租税特別措置は製造業や建設業を中心に、

特定の業界や企業の税金を優遇する制度です。

 

この優遇措置が政治利権化しているものもあり、

この制度をなくし課税ベースを拡大すれば、

法人税率を引き下げても、税収は減らさずに済みます。

 

 

■赤字企業もさまざま

 

日本には中小企業が約430万社ありますが、

このうち7割以上が赤字法人で法人税を支払っていません。

 

本当に利益が出ていない中小零細企業も多いのですが、

中には意図的に経費をかけ、ギリギリ赤字にして税金払わない企業もあります。

 

大手企業の中には、巨額の損失を利用して損失を繰り越し、

実質的に税金を支払っていないというケースもあります。

 

 

■ゾンビ企業退治

 

アベノミクスは、衰退産業の業界の淘汰とともに、

こうした「ゾンビ企業」をも退治しようとしています。

 

その「新陳代謝」を促される企業は30〜40万社とも言われています。

 

外形標準課税はこうした企業にも網を掛けることになるので、

税収の増加が期待できるだけでなく、「ゾンビ企業の淘汰」

という目的も果たせるとになります。

 

新たな税は、確実に経営を厳しくしますから。

 

これはうがった見方かもしれませんが、、

赤字を続ける企業から成長産業へ、ヒト・モノ・カネの移動を

法的に早める一つの方法であることは間違いありません。

 

 

■転ばぬ先の杖

 

税調で検討されているこれらのプランは、

遅かれ早かれ法制化され、現実のものとなるでしょう。

 

これまでならさまざまなセーフティーネットを設けたうえで

施行に至るのでしょうが、アベノミクスは

「ゾンビ企業淘汰」「衰退産業の退場」を打ち出しています。

 

かなり厳しいものになることを覚悟しなくてはなりません。

 

もしあなたが、70%の赤字企業、さらに30〜40万社の対象企業で働いているなら

自らを助けるセルフセーフティーネットを用意しておくことです。

 

それが「転ばぬ先の杖=個人年金」です。

 

 

■自己防衛のための転ばぬ先の杖はこちら

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 2014-5-2

 

農協も聖域とせず。 全方位改革のアベノミクス

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年80億円の農協負担金廃止へ

アベノミクスの農協改革

 

昨日、TPP=保護されない農業。旧来型保護政策との決別へ
という記事をアップしましたが、

本日の読売新聞トップでは農協改革方針が報じられました。

 

*******

政府が農業協同組合の改革案として、
上部組織の全国農業協同組合中央会(JA全中)が
約700の地域農協から負担金として
年間約80億円の運営費を集める制度を廃止する検討に入った。

各農協が手元に残る負担気を使い、
農産物の販売強化や特産品の開発など、
地域の特徴を生かした独特の経営に取り組むよう促すことが目的。

この改革案のポイントは

◎JA全中が集める負担金と経営指導権の廃止

◎全国農業協同組合連合会(JA全農)の株式会社化

◎大規模な農地を経営する専業農家らの考え方を農協運営に反映しやすくする

 *******

 

■目的のためなら大票田も聖域としない

農協は自民党の大票田であり、
今までは踏み込んだ改革をすることができませんでした。

政権が変わった時も、補助金漬は変わらず、
結果、日本の農業をさらに危うくしたのです。

アベノミクスはTPPを契機に
日本の農業も強くしようとしています。

農協が日本の農業を硬直化させているのは既知の事です。

改革するタイミングはまさに「今でしょう」
ということで一気に切り込みが進みそうです。

 

■短期的には全国民に負担を強いる

アベノミクスは、サラリーマン、非正規雇用者、
主婦に対しても改革を進めてきました。

増税や雇用制度改革による所得の一時的な減少、
配偶者控除廃止、医療費抑制、年金減額等々
短期的には国民に大きな負担を強いています。

そして次は農業改革=農協改革です。

影響を受けるのは、中小零細農家・兼業農家の皆さんです。

 

■アベノミクスの基本姿勢

この農協改革は、農業の企業化・大規模化を行い
収益の上がる農業を再構築するのが目的です。

収益を上げる=税収を上げる」ということです。

これはアベノミクスの基本姿勢です。

中小零細農家の農地を集約して大農地化し、
企業経営の手法で収益を高めることになります。

零細農家は企業の社員として耕作に参加するというイメージでしょう。

 

■危機は自ら乗り切る

ただ、軌道に乗るまでにかなりの時間が必要です。

社員として給与で生活できるようになるまで
今の収入を維持するのは困難です。

収入はやはり一時的には減少することになりそうです。

改革は全ての業種で進んでいます。

情報をしっかり掴んで、
自分の生活は自分で守らなければ
大きなダメージを受けることになるかもしれません。

 

■自己防衛のための転ばぬ先の杖とは

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 写真

TPP=補助金政策との決別

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保護されない農業

旧来型保護政策との決別へ

 

コメ778%、バター360%、大麦256%──。

日本は従来、輸入農産物に高い関税率を貸して国内農家を守ってきた。

・・・・・

コメ市場の部分開放を決めた93年のウルグアイ・ラウンド合意の際、

政府は農業対策費として8年間で約6兆円の予算を計上した。

 

だが、公民館や温泉施設などハコモノ建設に多くが注ぎ込まれ、農業の強化につながらなかった。

 

東大の本間正義教授(農業経済学)は「TPP対策費を設けるなら、

農地の大規模化や、農家の販売力向上などに充てるべきだ」と指摘する。

 

TPPを機に、補助金などで零細農家も手厚く保護してきた旧来型の農政と決別し、

企業参入を促すなどして、農業を成長産業として再生させる取り組みが急務になっている。

 (データソース:4月27日読売新聞)


■給与労働者にとって

サラリーマン、非正規社員、パートタイム労働者にとっては

労働規制改革、労働移動政策、配偶者控除廃止 等々、

アベノミクスの実行により大きく収入構造が変化します。

 

■農業の面を見る

今回のTPP加盟は、農業従事者には大きな変化をもたらします。

「農業保護」の考え方が変わります。

旧来型農政との決別とは、農業を成長産業に変えること。

「保護」は基本的になくなることになりそうです。

 

■強い日本を創る

アベノミクスが言う「強い日本」とは、イメージでもなんでもありません。

単刀直入に言うと、赤字財政から脱却すること。

そのためには消費税増税を行いつつ、赤字を膨らます政策は止めるということです。

人口減少の時代にあって、日本国の収支をプラスにするための大ナタなのです。

旧態依然とした保護政策を求める人は、

新しい時代に置いていかれる危険性があります。

極論を言えば、自ら変化を受け入れ、変わる覚悟を持つ人のみが

アベノミクスの次のステージに登れるのかもしれません。

 

■この変化に対応する方法はこちら

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TPP2

アンチエイジングが実現するかも?

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老化を促進する物質の特定に成功

ラポール倶楽部安心アプリサイト「カラダの健康トピックス」より

 

アンチエイジングにSTAP細胞という話もありましたが、
こちらのほうが早く実現するかもしれません。

私の「C1q」も除去してほしい!(笑)
(でも免疫不全を起こすのも怖い)

 

■加齢とともに血液中で増加して老化を促進

年は誰しも取りたくないもの。

でも、もしその原因が明らかになれば、
加齢現象を少しでも抑える方法を発見できるかもしれません。

そんな夢の実現に役立つかもしれない発見が
米科学雑誌で発表されました。

発表したのは大阪大の研究グループ。

千葉大、北大、英米大との共同研究による成果で、
加齢とともに血液中で増加して老化を促進する物質を
実験で特定できたというのです。

その物質は「C1q」と呼ばれる血中のたんぱく質です。

わたしたちの体には体内に侵入した異物や細菌などから
体を防御するために、抗体によって活性化する「補体」
と呼ばれる血中タンパク質の一群が存在します。

その補体のうちでもまっ先に侵入者に反応する「C1」
と呼ばれるタンパク質は、血液中で異物と結合することで
他の補体の活性化を促して、侵入者を排除する役割を担っています。

研究グループによるマウスを使った実験では、
高齢のマウスや心不全のマウスでは、
C1の一種であるC1qが若いマウスに比べて
血液やさまざまな組織内で増加していて、
細胞老化を引き起こす「Wntシグナル」と呼ばれる現象を
活性化していることが明らかになりました。

 

■老化に伴う疾患の予防治療に期待

高齢のマウスの筋肉は繊維化が進んで衰えていますが、
実験では高齢のマウスのC1qを消去すると、
筋肉細胞が再生されて繊維化した部分が若いマウスのように
少なくなることも確認されました。

一方、若いマウスにC1qを投与すると、
Wntシグナルが活性化して、筋肉の繊維化が進み、
筋力低下などの老化現象を引き起こすことも確認できたといいます。

Wntシグナルが異常に活性化すると、
動脈硬化などの生活習慣病、心不全、がん、腎臓病、
呼吸器疾患などの、細胞老化が引き起こす
さまざまな疾患の要因となることはこれまでにも明らかに
なっていましたが、今回C1qがWntシグナルを活性化して
細胞老化現象を引き起こすが明らかになったことから、
C1qが老化に伴う疾患の原因になっている可能性が示唆されました。

今回の実験結果から、
C1qによるWntシグナルの活性化を防止するために、
C1qを標的にした薬を開発できれば、生活習慣病やがんなどの
老化が引き起こす疾患の予防や治療につながる可能性があると、
関係者の期待が高まっています。

 


 今回はアベノミクスからちょっと離れて

ラポール倶楽部安心アプリサイト「カラダの健康トピックス」
からご紹介しました。

このサイトは、病院に行く前のチェックに最適です。
いろいろな病気の主な症状などを身体の部位や病名から調べられ
最適な病院や薬のサーチもできます。

もちろん、ラポール倶楽部会員は無料で利用できます。


 

データソース:ラポール倶楽部サイトカラダikiikiメディカル・ケア
http://medical.rapportclub.org/medical_topics/00000055

ラポール倶楽部正規サイト
http://www.rapportclub.org/

Facebook
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naito20120608

 

 

労働制度改革、医療費抑制に切り込むアベノミクス

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労働制度改革、医療費抑制の私たちへの影響とは?

 

■安部首相の決意が見える二つの指示

・労働基準法に規制されない新しい働き方

・健康保険組合に数値目標導入

 

4月22日、経済財政諮問会議、産業競争力会議において、

安部首相から大きな指示がなされました。

 

ひとつは、労働制度改革。

硬直した日本の労働制度を再生し、

人口減少社会でも経済を活性化することを目的としています。

 

二つ目は医療費抑制。

社会保障を安定化させるために、

いよいよ医療費抑制政策に切り込む指示をしました。

 

消費税8%の逆風にもかかわらず、

間髪を容れず出された首相の指示にはアベノミクス貫徹の強い意志が見て取れます。

 

確かに、これから毎年人口が80万人以上も減っていく日本を沈没させないためには

生半可な政策では不可能です。

 

ぶれずに実行してほしいものです。

 

ただ、アベノミクスによって強い日本を取り戻すまで、

私たち国民にも様々な影響が降りかかってきます。

 

もう既に、各種公共料金値上げ、年金カット、物価高、 そして消費税アップ……。

そして、配偶者控除廃止、 今回の医療費抑制、労働制度改革。

 

この中にあなたの収入を増やす政策はほとんどありません。

企業収益を上げて給与に還元することだけです。

しかも、中小零細企業にはなかなか順番が回ってこないのです。

 

  ・・・・・・・・

 

日本がどのように変わろうとしているのか、

私たち個人も、自分の責任で しっかり先読みしていかなくては 生き残れない時代になりつつあります。

 

生き残る方法といえば大袈裟ですが、

あなたにも、既にジワジワと負の影響が出てきているのではないでしょうか?

 

転ばぬ先の杖を、しっかり用意しておくことを 真剣に考える時期にきています。

 

■転ばぬ先の杖はこちら

http://minnanohiroba.jp/anshinseikatsu/1798-1798

 

■安倍首相 労働制度の見直しを指示「成果で評価される仕組みを」

  (産経ニュース2014.4.22 23:54)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140422/plc14042223540030-n1.htm

 

■医療費抑制に数値目標 安倍首相「社会保障を安定させる方針を」 経済財政諮問会議

  (産経ニュース2014.4.22 23:47)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140422/plc14042223470029-n1.htm

 

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