「血糖値スパイク」って知っていますか?!

 健康診断では発見できない「隠れた血糖値の異常」、それが「血糖値スパイク」です。これは、食後の短時間に限って血糖値が急上昇し、またすぐに急降下するというものです。
 昼食後、急に強烈な眠気を感じたり、だるくなったり、イライラしたり、集中力が失われたり、食べてもすぐに空腹感を覚えることはありませんか?そういう人は血糖値の異常を疑ったほうがいいかもしれません。
 血糖値の急上昇が繰り返されると、血管内の内皮細胞がダメージを受けます。そこに炎症が起こる結果、血管の壁が厚くなる。これが動脈硬化の原因になります。
 血糖値スパイクのみで重大な病気になる可能性は高くないようですが、そこに高血圧や脂質異常が加わることで心筋梗塞の発症にもつながります。
 食事の摂り方に注意が必要です。血糖値上昇の原因は糖分です、摂りすぎてはいけません。食べる順番も大きく関わってきます。食物繊維や水分、もしくは肉のようなたんぱく質から先に摂るようにしましょう。精製させた米や小麦ではなく、玄米や全粒粉などの工夫も必要です。また、早食いも急激なスパイクを招きやすい。食後に軽い運動をするのも効果的のようです。
 毎日の生活のチョッとした工夫で血糖値スパイクを軽減することが出来ます。


              週刊現代12月10日号より



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