免疫学の国際的権威である順天堂大学医学部教授 奥村 康先生の著書「“健康常識”はウソだらけ」から「病気と免疫の関係」についてわかり易く解説します。
毎月第3水曜日に行われています、栗が丘クリニック健康講座も今月で80回を迎えます。
今月のテーマは1部で荒井院長「うつ対策」についてお話します。
2部で返町昌夫氏が「病気と免疫の関係」についてわかり易く解説します。
この時期は気温の上下が激しく、体調管理が大変です!風邪を引き易く長引く傾向にあります。やはり、免疫が低下しているようです?!
免疫!免疫!!とよく聞きますがどんなこと?免疫を上げるにはどうすればいいの?などなど奥村先生のお考えを著書を通して、わかり易くユニークな話が聞けます。
予約は必要ありません。聴講は無料ですのでお気軽にご参加下さい。
免疫!大切ですよ(^0^) ・・・・グルカン坊やからの一言
一ヶ月ほどご無沙汰でした。
早や、2月も終わりとなりますが、27日発売の週刊現代にまたもやとんでもないタイトルの記事が掲載されましたのでお知らせします。
「病気は早く見つけるほど、早く死ぬ」なんともビックリするタイトルです!健康診断やがん検診をシッカリ受けて、病気を早く見つければ、治療でき治る確率も上がると聞かされているのに・・・・?!
「日本ではがん検診の普及により、どの年齢層でも発見率は急激に上がっています。時に前立腺がん、乳がん、子宮頸がんの発見率の増加は著しい。ただし、それらの病気による死亡率は横ばい、もしくは増加している。死亡率が減るはずですが、現実はにはそうなっていない。
考えられる主な死因は、不必要な手術や抗がん剤による「治療死」のようです。発見されるがんが増えているのに、死亡率が上がっているということは、放っておけば良いはずのがんを早く見つけて、患者を早く死なせていることなのです。」と語るのは、「がんもどき」理論で知られる医師の近藤誠氏。
★「前立腺がん」は見つけないほうが長生きする
前立腺がんは、進行がゆっくりしてものが多く、がんが見つかったとしてもすぐに治療する必要のないケースがほとんど。日本でもアメリカと同様に前立腺がんの発見数は大幅に増えているが、死亡率低下につながっておらず、高齢者の死亡率は増加している。
★「胃がん・肺がん」検査は被爆するだけ
胃がんのバリウム検査は日本で開発された技術ですが、世界に広がらないのは、検査に意味がないからだ。バリウムや胃カメラを飲んでも5%しか、がんは見つかりません。バリウム検査の放射線による被曝のリスクが心配。
肺がん検査でも無駄に被爆することが多い。レントゲン写真はそれほど被爆量は多くないですが、CT検査はレントゲン検査の数十倍から数百倍の被爆量。
オーストラリヤやイギリスでは、若い人に対してCT検査を受けるとがんになる確率が上がるという研究もあります。
★血圧を下げすぎると認知症・脳梗塞に
平成20年から始まったメタボ検診では最高血圧130以上、最低血圧が85以上になると「異常」と判定されます。この基準にあてはめると、日本人の51%が血圧の「異常者」になってします。
以前は「年齢プラス90」までが、上の血圧の基準値というのが常識でした。海外の調査では血圧の上が180以上の高齢者グループが最も長生きで、140未満のグループが生存率が低いという報告もあります。
血圧を下げ過ぎることのデメリットの代表例が認知症を進行させるというもの。怖いものでは低血圧のせいでめまいやふらつきが起きて転倒してしますリスク。高齢者は動脈硬化などで血管が狭くなるので、圧力を上げないと脳などに血液が回らなくなる。
また、脳梗塞のリスクをあげる可能性がある。脳血管の中で血が固まりやすくなり、血液が流れなくなって脳組織が死滅します。
などなど、掲載されています。興味のある方が週刊現代を読んでみて下さい。
グルカン坊やからの一言・・・・一つの意見だということで参考にしてみてはいかがですか!?
近年、さまざまな新しい健康法などが海外から発信されますが、それが日本人にとっても有効とは限りません。
「体質」を知れば常識が変わります!
*オリーブオイルは?
*赤ワインは?
*牛乳・ヨーグルトは?
*お茶とコーヒーは?
一般的に健康にいいと言われているものが「体質」にあっていますか?
日本人は
*筋トレをしても?
*減塩しないほうが?
*炭水化物ダイエットは?
気になりますね?!
詳しくは2月15日に行われる栗が丘クリニック健康講座でお伝えします。
気になる方はぜひお出かけ下さい。聴講は無料です。
「未来世代の健康づくり」講演会のご案内!
次世代の子供達のため、世界中で講演をしている 森鴎外の子孫でもあられる森 千里先生の講演です。
子育てをしている方やこれから結婚をされる方にはぜひ聴いて欲しいお話です。
「経皮毒」ってご存知ですか?知らないうちに皮膚からさまざまな化学物質が吸収されて体内に蓄積され、いろいろな病気の原因となるようです。
「現代人は生まれる前から汚染されている」と聞くと驚かれるかもしれませんが、お母さんの体内の汚染物質が、へその緒を通じて胎児に進入してしているからです。
等々子供さんやお孫さんに大切なお話が聴けますよ!!
お早めに前売り券をお買い求め下さい。
新年明けましておめでとうございます。
本年も最新の健康情報をお伝えしてまいりますので、
よろしくお願い致します。
「医療の常識」を疑え!
年末に発売されました週間文春のタイトルです。
医療と健康の新常識を58項目を記載しています。
そのリストを添付します。
週間文春より
・風邪:解熱剤は飲まない方がいい
・糖尿病:コーヒーはリスクを下げる
・休刊日は意味がない
など、今まで常識とされていたことが・・・・?!
続々と新しい常識として発表されますが、あまり振り回されないで
ご自身にあった健康法を見つけ継続されることをおすすめします。
興味のある方はご参考下さい。
グルカン坊やの一言
今週発売の週刊ポストで再び「血圧」特集が報じられています。
*「血圧147」は健康値である
2014年の「高血圧」のガイドラインでは、まず130以上を正常高値血圧とよび“高血圧予備軍”として注意を促し、さらに140以上を「高血圧」と分類し、治療対称にしている。
いまや高血圧の治療対象者は1000万人を超え、70歳以上では5割以上が降圧剤が処方されています。
個人差もありますが、高齢になれば血圧が高くなるのが自然です。加齢とともに血管が固くなって血流が下がってしまうのを防ぐために、人間の体の反応として血圧を上げている。
血圧を下げてしまうことで脳に血流が行かず、腎臓にも血液が十分に流れないためにかえって寿命を縮めてしまうケースも多いようです。
わたくしの記憶ですと、血圧の上が「年齢プラス90」というのが基準だと言われていました。
なぜ、ガイドラインが下がってしまうのかな?あなたはどのようにお考えになりますか?
ご心配の方は専門のお医者さんが血圧の話しをします。
無料ですので、お気軽にご参加下さい。
シッカリ勉強して、安心してお正月をお迎え下さい!!
健康診断では発見できない「隠れた血糖値の異常」、それが「血糖値スパイク」です。これは、食後の短時間に限って血糖値が急上昇し、またすぐに急降下するというものです。
昼食後、急に強烈な眠気を感じたり、だるくなったり、イライラしたり、集中力が失われたり、食べてもすぐに空腹感を覚えることはありませんか?そういう人は血糖値の異常を疑ったほうがいいかもしれません。
血糖値の急上昇が繰り返されると、血管内の内皮細胞がダメージを受けます。そこに炎症が起こる結果、血管の壁が厚くなる。これが動脈硬化の原因になります。
血糖値スパイクのみで重大な病気になる可能性は高くないようですが、そこに高血圧や脂質異常が加わることで心筋梗塞の発症にもつながります。
食事の摂り方に注意が必要です。血糖値上昇の原因は糖分です、摂りすぎてはいけません。食べる順番も大きく関わってきます。食物繊維や水分、もしくは肉のようなたんぱく質から先に摂るようにしましょう。精製させた米や小麦ではなく、玄米や全粒粉などの工夫も必要です。また、早食いも急激なスパイクを招きやすい。食後に軽い運動をするのも効果的のようです。
毎日の生活のチョッとした工夫で血糖値スパイクを軽減することが出来ます。
週刊現代12月10日号より
グルカン坊やからの一言・・・・・・・・たくさんの新しい健康情報が氾濫しています。良く吟味して、ご自身にあった健康情報を取り入れてみてはいかがですか!
今週発売の週刊ポスト医療特集からお伝えします。
全国で1010万人が罹患する国民病「高血圧」に日々向き合い、最先端に切り込んでいる雑誌が月刊『血圧』です。
・高齢者の冬の実生活において、室温は外気温より強く血圧に関連し、室内の温度を上げたほうが高血圧予防に効果的。
・PM2.5が高くなると血圧も上がると発表されている。
・食塩摂取量と血圧の関係については、食塩感受性(食塩摂取で血圧が上がる体質)など診断が不可能であり、難しい。
・住居の標高が高い住民の食塩摂取量が多い傾向にあるようだ。
などなど多彩な記事が掲載されているようです。
近年、TV,新聞や週刊誌などで積極的に健康情報が取り上げらtれていますが、何が正しい情報なのか選択が難しいですね。
免疫学の第一人者 安保 徹先生の講演が小布施町の栗ヶ丘クリニックで行われます。
一度は先生の著書を読んだ方が大勢いらっしゃると思います。
安保先生の生のお話しを聴くチャンスです。
まだ、多少空きがありますので、お問い合わせ下さい。
先週に引き続き、週刊ポスト特集の第2弾をお知らせします。
科学的な研究や新しい発見によって、「かつての常識」は「非常識」に変わります。
ところが、長年の習慣が染みついている「食の常識」はなかなか変えられない。そこで、食の最新常識を調査してお知らせします。
*ひじきの鉄分が1/9に、切り干し大根の鉄分も1/3に。煮るための釜や包丁の材質が変わった。
*コーヒーは体に悪いと言われていましたが、2型糖尿病やパーキンソン病、肝臓がんや肝硬変を予防することが示唆されています。
*「うなぎと梅干し」の食べ合わせはむしろ積極的に組み合わせてもOKです。
*「しらすと大根おろし」は×です。魚類全般には必須アミノ酸のリジンが含まれていますが、大根にはリジンインヒビターという抗体が含まれ、リジンの吸収を妨げてしまうのです。
*「サンマと漬け物」も×です。魚を焼くとジメチルアミンという物質が出ますが、これが漬け物に含まれる亜硝酸ナトリウムと化合してニトロソアミンという発がん物質に変化してしまう可能性があります。
科学技術が日進月歩であるように、食の常識も研究者たちの調査や実験によって日々アップデートされています。過去に持て囃された常識が今や非常識になってしまったように、ここに記した「最新常識」が将来、否定される日が来ることもあります。
毎日口にするものだからこそ「思い込み」に注意したいものですね!